XMは「スリッページ」が起こりにくい業者として知られていますが、それでもトレード時のスリッページを完全に防ぐことはできません。
この記事では、XMでスリッページが発生する原因と対処方法について詳しく解説します。
許容範囲設定のやり方も紹介するので、XMでスリッページを避けて有利に取引したい方は、参考にしてください。
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XMはスリッページが起こりにくい業者
XMはスリッページが起こりにくいFX業者として知られています。
まずは、スリッページがなぜ起こるのか、XMでスリッページが起こりにくい理由について解説していきます。
スリッページとは?
スリッページとは、FX取引において「注文を出した価格」と「実際に約定された価格」の間に生じるズレのことを指します。
市場が急激に変動した場合に取引を行うと、希望した価格よりも不利な価格で約定されることがあり、これを「スリッページが発生した」と言います。
たとえば、1ドル=145.00円でドルを買おうとした際、実際に約定された価格が1ドル=145.05円だった場合、5pipsのスリッページが生じたことになります。
XMはスリッページがなぜ起きにくいのか
XMは約定力が高いため、他の業者と比べてスリッページが発生しにくいです。
XMの約定率の高さは「リクオートがない」ということに関係しています。
リクオートとはトレーダーが注文した価格で約定できなかった場合に、FX業者が新しい価格で取引を再度確認させることです。
XMではリクオートの確認作業がないので、全注文の99.35%が1秒以内に執行されるという高い約定力を誇っているのです。
XMでスリッページが発生する原因
XMは高い約定力を誇りますが、状況によってはスリッページが発生することもあります。
ここでは、XMでスリッページが発生する要因について解説します。
スリッページが発生しやすい時間帯に取引している
スリッページは、重要な経済指標の発表時や要人発言がある時間帯に発生しやすくなります。
これらの時間帯は、トレーダーが同時に売買を行うため、注文が一気に集中して市場が急激に変動します。
その結果、取引が成立するまでに遅延が発生し、スリッページが起こることがあるのです。
特に、ニューヨーク市場やロンドン市場の開いている時間帯は市場の動きが活発になるため、スリッページが発生するリスクが高まります。
インターネットの通信速度が悪い
インターネット接続が不安定な状態での取引は、スリッページが起こりやすくなるため避けた方がいいでしょう。
通信速度が遅いとXMのサーバーが注文を受け取るまでに時間がかかるので、スリッページが発生する原因となります。
為替市場は秒単位で価格が変動するため、通信環境が悪いと、注文が送信されるまでに価格が変動し、希望の価格で約定できないことがあります。
売り買いの注文バランスが崩れている
スリッページが発生する原因の一つとして、売り注文と買い注文のバランスが崩れること場合もあります。
売り買いの注文バランスとは、FX市場で「買いたい人」と「売りたい人」の数が釣り合っているかどうかを指します。
市場で「買いたい人」と「売りたい人」の数が均衡していれば、希望価格で取引が成立しやすいですが、重要な経済指標の発表直後などに注文が集中するとバランスが崩れることがあります。
バランスが崩れると相場が急変するため、スリッページが起こりやすいです。
XMのスリッページを他の海外FX業者と比較
XMは約定力が高くスリッページが少ない業者ですが、他の業者よりも優れているのか疑問が残ります。
そこで、スリッページの起こりにくさについて、XMと他社の「約定率」「執行率」「約定スピード」を比較してみました。
約定率と執行率の比較
まずは、約定率と執行率を比較してみましょう。
業者名 | 執行率 | 約定率 |
---|---|---|
XM | 100% | 99.35% |
AXIORY | 99.84% | 99.84% |
TitanFX | 99.70% | 99.97% |
FBS | 95% | 非公開 |
FXDD | 92% | 非公開 |
Pepperstone | 99.44% | 非公開 |
多くの海外FX業者では約定率は高い水準にありますが、XMのように執行率100%を維持している業者は少ないです。
またXMでは注文拒否やリクオートが発生しない点で、さらに信頼性が高いといえます。
約定スピードの比較
続いて、約定スピードについて調べてみました。
業者名 | 約定スピード |
---|---|
XM | 0.336秒 |
AXIORY | 0.302秒 |
TitanFX | 0.338秒 |
FBS | 0.525秒 |
FXDD | 非公開 |
Pepperstone | 0.500秒 |
XMがずば抜けているほどではありませんが、平均よりも上の水準といえるでしょう。
XMでスリッページ許容範囲を設定する方法
XMはスリッページが起こりにくいとはいえ、時間帯や状況によっては約定力が低くなります。
XMでは、MT4またはMT5でスリッページの許容範囲を設定することが可能なので、取引スタイルによってズレ幅を調整しておくのもおすすめです。
トレードスタイル | 許容範囲の設定値 |
---|---|
スキャルピング | 1pips未満 |
スイングトレード | 3pips |
長期保有 | 10pips |
値が小さいと弾かれやすい(約定しにくい)こともあるので、注意しましょう。
ここからは、XMのMT4・MT5でスリッページの許容範囲を設定する手順を解説していきます。
MT4でスリッページを設定する
MT4では、以下の手順でスリッページの許容範囲を設定できます。
画面上部にある「ツール」から「オプション」をクリックします。
「取引」タブの「価格誤差のデフォルト」よりスリッページの値を入力して完了です。
MT5でスリッページを設定する
MT5でも、MT4と同様にスリッページの許容範囲を設定することが可能です。
MT5のスリッページの許容範囲の設定は以下の手順で行いましょう。
画面上部にある「ツール」から「オプション」をクリックします。
「取引」タブの「スリッページ」を「By Default」に変更して、スリッページの値を入力して完了です。
以上の手順を行えば、XMでスリッページの許容範囲を設定できます。
XMのスリッページに関するよくある質問
ここでは、XMのスリッページに関するよくある質問について回答いたします。
XMのスリッページについてのまとめ
XMはスリッページが発生しにくいですが、市場の急激な変動や通信環境が悪いとスリッページが発生することがあります。
XMでは、MT4やMT5でスリッページの許容範囲を設定することもできるので、状況に応じて活用しましょう。
スリッページは完全に防ぐことはできませんが、発生する原因を把握していればある程度回避することは可能です。
本記事を参考にして、スリッページの少ないXMでトレードを始めてみてください。
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