XMのストップレベルは、2021年8月より全ての銘柄でゼロに統一されました。
ストップレベルが広いと指値や逆指値の注文の際に制約がかかり、思うようにトレードができなくなります。
一方、XMではストップレベルがゼロなので、取引に制限がなくスキャルピングしやすいのが特徴です。
本記事では、XMのストップレベルの特徴とメリット、他社との違いについて詳しく解説します。
XMのストップレベルは短期トレードをしている方には特に重要なポイントなので、ぜひ参考にしてください。
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XMのストップレベルとは？
XMのストップレベルはゼロに設定されているため、予約注文を行う際に制限がありません。
ストップレベルとは設定される最低価格変動幅のことを指し、ストップレベルがあると希望する価格で注文ができないことがあります。
例えば、USD/JPYの現在価格が140.00で、ストップレベルが5と設定されている場合、現在の価格から5pips離れている場所からしか予約注文が設定できなくなります。
- 139.95以下
- 140.05以上
ストップレベルは業者ごとに異なり、ストップレベルが大きい場合は注文の際にストレスを感じてしまうでしょう。
XMのストップレベル一覧
XMのストップレベルは、どの口座タイプでも全銘柄が0 pipsに統一されています。
| 銘柄 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
|---|---|---|---|---|
| FX通貨ペア | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
| 仮想通貨CFD | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
| コモディティCFD | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
| 株式CFD | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
| 株式指数CFD | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
| 貴金属CFD | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
| エネルギーCFD | 0 pips | 0 pips | 0 pips | 0 pips |
XMはストップレベルが広いとして有名な業者でしたが、2021年8月に改定され、すべての銘柄と口座でストップレベルを気にせずに取引することが可能となりました。
XMのストップレベルがゼロのメリット
XMでストップレベルがゼロに設定されていることは、トレーダーにとって非常に有利です。
ここでは、3つの主なメリットについて詳しく解説します。
希望の価格で注文できる
ストップレベルがゼロの場合、希望の価格ですぐに注文できるためストレスがありません。
ストップレベルが広い場合、希望価格での指値・逆指値注文が難しく、不利になるケースが多いです。
特に経済指標の発表時などの相場が大きく動くときは、注文のタイミングがシビアになるため、希望の価格で注文したいのにできない状況になります。
XMではストップレベルがゼロのため、注文の際にわずらわしさがなくトレードがしやすいです。
スキャルピングが有利になる
スキャルピングは、ごく短時間の小さな値動きを狙って、小さく利益を積み重ねていく超短期売買の手法です。
ストップレベルがある場合、狭い価格レンジで頻繁に取引するスキャルピングには不利になります。
しかし、XMではストップレベルがゼロのため、値幅に左右されずに注文を自由なタイミングで行うことが可能です。
XMでスキャルピングをしたい方は、XMのスキャルピングで稼ぐコツもぜひ参考にしてください。
EA（自動売買）の性能を最大限に発揮できる
ストップレベルがゼロであることは、EAのプログラム通りの取引を実行することができます。
そもそもEA（自動売買）は事前に設定されたアルゴリズムに基づいて注文を行いますが、ストップレベルが存在すると、理想の価格で注文が執行されない場合があります。
XMではストップレベルがゼロであるため、EAが設定通りに取引を行うことができるため、取引の機会損失はありません。
XMではEA（自動売買）が許可されているので、ストップレベルゼロを活かして有利なトレードが可能です。
XMのEA運用に興味がある方は、「XMは自動売買（EA）がおすすめ！設定方法・使い方や禁止事項を解説」の記事もぜひチェックしてみてください。
XMのストップレベルを他海外FX業者と比較
XMのストップレベルを他の海外FX業者と比較してみました。
以下はXMと他の業者のスタンダード口座におけるストップレベルです。
| FX業者 | USD/JPY | EUR/JPY | EUR/USD |
|---|---|---|---|
| XM | 0.0pips | 0.0pips | 0.0pips |
| HFM | 3.0pips | 5.0pips | 3.0pips |
| BigBoss | 1.0pips | 1.0pips | 1.0pips |
| FXGT | 1.6pips | 2.0pips | 1.3pips |
| AXIORY | 0.0pips | 0.0pips | 0.0pips |
XMのようにストップレベルがゼロの業者もありますが、口座や銘柄によっては、ストップレベルが発生する場合もあります。
もし他の業者を利用したい場合は、ストップレベルの適用される範囲を調べておきましょう。
XMのストップレベルを確認する方法
XMのストップレベルを確認する方法は3つあります。
すべてゼロなので確認する必要はありませんが、不安な方は取引前にチェックしてみてください。
XM公式サイトでの確認方法
XMのストップレベルは、公式サイトから簡単に確認できます。
「取引」選択後、「取引商品」という項目に各銘柄があるのでクリックします。
銘柄を選択後、FX取引のスプレッド/取引条件の表が表示されます。
表の「指値および逆指値のレベル」がストップレベルのことです。
PC版MT4/MT5でのストップレベル確認方法
XMが提供するPC版MT4/MT5プラットフォームでも、簡単にストップレベルを確認することが可能です。
PC版MT4またはMT5でのストップレベルの確認方法は以下の通りです。
まずは、MT4またはMT5を起動し、ページ左側にある銘柄を右クリックします。
右クリックすると「仕様(p)」がでますので、選択します。
仕様選択後、商品（今回は通貨ペア）の取引条件がでてきます。表の上から三番目にある「ストップレベル」で確認することができます。
スマホ版MT4/MT5でストップレベル確認方法
XMのスマホ版MT4/MT5アプリでも、以下の手順でストップレベルの確認が可能です。
まずはMT4またはMT5アプリを起動して、通貨ペアをタップします。
通貨ペアをタップすると上から三番目に「詳細」という項目が表示されるので、タップします。
「詳細」をタップ後、追加ペアのストップレベルが確認できます。
XM ストップレベルに関するよくある質問
XMのストップレベルについて、トレーダーがよく抱く疑問をまとめました。
XMのストップレベルのまとめ
XMでは、すべての口座タイプにおいて全銘柄のストップレベルがゼロに設定されています。
ストップレベルがないので希望する価格で注文ができ、スリッページのリスクを低減できるので、特にスキャルピングを活用するトレーダーにとって有利です。
また、自動売買もプログラム通りに取引できるので、XMはEAを活用しやすい環境となっています。
XMのストップレベルを活かして、ぜひご自身のトレード戦略に役立ててみてください。
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