XMでは、自動売買ツール(EA)の使用が許可されており、うまく活用すれば効率的に稼ぐことが可能です。
ただし、自動売買(EA)は設定方法や使い方を正しく理解しないと、思わぬ損失を招くこともあります。
この記事では、XMの自動売買(EA)の使い方や注意すべき禁止事項まで詳しく解説します。
XMのEAでおすすめの口座タイプや効果的な活用方法も紹介しますので、XMでEAの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
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XMは自動売買(EA)が禁止されていない
XMでは、自動売買ツール(EA)の使用が禁止されていません。
自動売買システムであるEA(エキスパート・アドバイザー)は、自動的にエントリーや決済してくれるツールです。
XMではMT4やMT5上でEAを利用することができ、自分でチャートを分析してエントリーや決済を行う必要がないので、チャートの監視する手間を省きながら取引を進めることができます。
ただし、高速スキャルピング取引やAIを使用したEAは禁止されているため、XMの規約に基づいて運用を行いましょう。
XMの自動売買(EA)のメリット・デメリット
XMの自動売買ツール(EA)にはメリットとデメリットの両方があります。
XMでEAを利用する際には、どちらも理解した上で正しく活用するようにしましょう。
XMのEAのメリット
まずは、XMで自動売買(EA)を利用するメリットについて見ていきましょう。
- 忙しい人に向いている
- チャート分析がいらない
- 取引心理に影響されない
忙しい人に向いている
EAは、トレーダーが自分で取引の判断をする必要がなく、自動的にエントリーや決済を行います。
そのため、仕事や家事などで忙しい人でも、常に市場に張り付くことなく取引を進められるので、時間を有効活用できます。
EAが24時間取引を行うため、寝ている間や日中も自動で利益を積み上げることがが可能です。
チャート分析がいらない
FX取引では通常、チャート分析が欠かせませんが、EAであればチャート分析は不要になります。
EAには事前に組み込まれた取引ルールやアルゴリズムが設定されているため、トレーダーがチャートを分析する必要がありません。
チャート分析が苦手な人でも、優秀なEAを見つけることができれば、かなり有力なツールとなるでしょう。
取引心理に影響されない
FX取引は、感情で取引すると失敗することが多いです。
負けたくないから買い増しをしたり、損切の幅を増やしてしまったりなど、感情に左右されて取引を行ってしまうと、思わぬ損失を被ります。
しかし、EAはあくまでプログラムに基づいて取引を行うため、感情による影響は一切受けません。
メンタルが不安定な状態で取引を続けると損失の原因となりますが、EAを使えばリスクを最小限に抑えることができます。
XMのEAのデメリット
次に、XMで自動売買(EA)を利用するデメリットを解説します。
- 市場イベントに弱い
- 勝てるEAを探すのが難しい
市場イベントに弱い
EAはプログラムに基づいて取引を行うため、経済指標の発表や要人発言などの市場イベントに即座に対応することが苦手です。
大きな市場変動があるとEAは適切に反応できないことや最悪の場合、損失を受けることがあります。
そのため、重要な経済イベントが予想される際にはEAの稼働を一時停止するなどの対応が必要です。
勝てるEAを探すのが難しい
市場には数多くのEAが存在しますが、すべてのEAが勝てるアルゴリズムを搭載しているわけではありません。
無料のEAから高額な有料のEAまで様々ありますが、信頼できる実績を持つEAを見極めることは非常に難しいです。
後述しますが、過去の実績やフォワードテストなどの検証データを提示してくれる場合もあるため、それらを参考に判断しましょう。
XMの自動売買(EA)がおすすめな理由
XMで自動売買(EA)をおすすめする理由は、XMが他のFX業者と比べてEA運用に適した特徴を持っているからです。
ここでは、XMが自動売買(EA)に向いている4つの理由について解説していきます。
XMは約定力が高い
XMは業界でもトップクラスの約定力を誇っており、「99.98%の取引が約定する」と公表されています。
約定力が低いとEAの設定通りに取引が行われず、注文が遅れたり、期待した価格でエントリー・決済ができなかったりする可能性があるため、EAの利用において約定力は非常に重要です。
XMは約定力が高く、スリッページやリクオートが発生しない環境が整っているため、EA運用においても優れたパフォーマンスを引き出すことができるでしょう。
なお、XMの約定力については「XMの約定力は高い!スリッページの原因と対策も解説」の記事でも詳しく紹介しています。
XMは無料VPSが使える
XMでは、条件を満たせば無料でVPS(バーチャルプライベートサーバー)を利用できます。
- 月にスタンダード口座で5ロット以上の取引または月にマイクロ口座で500ロット以上の取引
- 口座残高が1,000ドル以上
EAを24時間稼働させるためには安定したネットワーク環境やPC起動が必須ですが、VPSを使えば自分のパソコンを常時稼働させる必要がありません。
XMの無料VPSサービスを利用すれば、コストを気にせずEAを稼動させることが可能です。
XMなら少額でもEAで稼げる
XMは最大1,000倍のレバレッジを提供しているため、少額の資金でも大きな利益が狙えます。
XMのマイクロ口座ではMT4で10通貨から取引可能なので、まずは少額の取引でEAを試してみることができます。
また、XMの口座開設ボーナスはEAにも利用できるので、13,000円分のボーナスを使えば無料でEAを始められます。
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EAではスプレッドは関係ない
自動売買(EA)においては、スプレッドがあまり重要ではありません。
理由としては、EAはスプレッド込みで利益をだせるようにプログラムされていることが多いからです。
業者ごとにスプレッドの広さは異なりますが、EAはそのスプレッドに適したロジックで動作します。
そのため、業者ごとに適したEAを選んでおけば、EAの運用ではスプレッドの心配をする必要はありません。
XMの自動売買(EA)は勝てるのか?
XMでEA(自動売買ツール)を運用するとき「本当に利益を生み出せるのか」が気になるところだと思います。
結論として、XMでのEA運用は十分に勝つことが可能であり、実際に多くのトレーダーがEAを活用して稼いでいます。
ただし、どんなEAでも必ず勝てるわけではなく、EAの精度や市場の変動によっては損失が発生する可能性もあります。
現在、XMでは13,000円の口座開設ボーナスを提供中です。
XMでのEA運用に不安がある場合は、まずは口座開設ボーナスを活用して、実質的にノーリスクでEA取引を試してみるのが良いでしょう。
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XMに適したEAの選び方
XMの自動売買(EA)で稼ぐためには、最適なEAを選ぶことが重要です。
EAは市場に多く出回っていますが、すべてが高パフォーマンスを発揮するわけではありません。
ここでは、XMに適したEAを選ぶための3つの重要なポイントを解説していきます。
過去の成績を確認する
EAを選ぶ際に最も重要なのは、過去の成績です。
過去のパフォーマンスデータを見ることで、EAがどれだけ利益を生み出しているか、リスクがどれほどあったかがわかります。パフォーマンスの良し悪しは以下の3つの指標で判断しましょう。
- プロフィットファクター
- 最大ドローダウン
- 稼働期間と取引回数
プロフィットファクター
プロフィットファクター(Profit Factor)は、EAの収益性を示す指標です。
これは、「総利益を総損失で割った値」で表され、1.0以上なら黒字、1.0以下なら赤字を意味します。
プロフィットファクターが1.5~2.5の範囲であれば、EAは安定して稼働していると言えます。
最大ドローダウン
最大ドローダウン(Max Drawdown)は、EAが最も多くの損失を出した期間を示す指標です。
ドローダウンが大きければ、資金が大きく減少するリスクが高いことを意味します。
EAでは、ドローダウンの数値が10~20%程度に抑えられていることが理想です。
最大ドローダウンが小さいEAは、リスクを減らしながら安定して運用できる可能性が高いので、この指標も必ず確認しましょう。
稼働期間と取引回数
EAでは、稼働期間と取引回数も重要な指標です。
取引回数が少ない場合、良い成績がたまたま得られた可能性があるため、データとしての信頼性が低くなります。
EAのトレードスタイルにもよりますが、スキャルピングであれば、稼働期間が1か月で取引回数が100回以上のEAを選ぶと良いでしょう。
フォワードテストがあるか確認する
フォワードテストは、EAがリアルタイムの相場でどれだけのパフォーマンスを発揮するかを測定するテストです。
バックテストが過去の相場データに基づいて行われるのに対し、フォワードテストは現在の相場環境で実際にどれだけ利益を生むかを示します。
簡単に言えば、EAの試運転のようなものです。
フォワードテストの結果が良いEAは、リアルな取引状況でも高いパフォーマンスを期待でき、過去のデータでは再現されない市場の変動にも対応できることを示します。
XMの禁止事項に該当しないか確認する
EAを選ぶ際には、XMの取引ルールや禁止事項に違反しないかを確認することも重要です。
XMでは、一般的なEAの使用は許可されていますが、一部の手法は禁止されています。
- 高速スキャルピング
- 複数口座を利用した両立て取引
- AIを利用した自動売買
上記の手法を取り入れているEAを使用すると、規約違反とみなされ、口座凍結や利益の没収などのペナルティが課されるので注意しましょう。
XMの自動売買(EA)に適した口座タイプを比較
XMで自動売買(EA)を始める際には、口座タイプ選びも重要です。
XMの各口座タイプの特徴を活かしてEAを使うために、それぞれ比較しておきましょう。
XMのボーナスでEA運用するならスタンダード口座
XMのボーナスを使えば、EAの運用資金を確保することができます。
XMのボーナスを活用してEAを試したい方は、スタンダード口座がおすすめです。
スタンダード口座ならXMのすべてのボーナスが受け取れるので、豊富なボーナスを活用してEA運用ができます。
また、XMの取引商品は全てスタンダート口座で取引可能なので、特にこだわりがなければスタンダード口座を選びましょう。
XMでのEAの検証にはマイクロ口座が最適
EAの動作を少額で検証したい場合、マイクロ口座が最も適しています。
XMのマイクロ口座は、MT4であれば10通貨単位から取引が可能で、少額の資金でも実際の相場でテストすることができます。
また、EAの動作確認以外でも、リアルな市場環境でのフォワードテストに利用すると良いでしょう。
XMのEAでスキャルピングをするならKIWAMI極口座かゼロ口座
XMのKIWAMI極口座とゼロ口座は、スプレッドが非常に狭いことが特徴です。
特に、1日に何度も取引を行うEAを運用する場合、スプレッドが取引コストに大きく影響するため、この2つの口座タイプが適しています。
ただし、KIWAMI極口座はスワップが付かないことやゼロ口座は取引手数料が発生することは考慮した上で口座タイプを選びましょう。
また、XMではスキャルピング自体は認められていますが、サーバーに負荷をかける高頻度取引(HFT)は禁止されています。
数秒の間に高頻度の注文を繰り返すようなEAを利用すると、規約違反となる可能性があるので注意しましょう。
XMの自動売買(EA)の設定方法・使い方
ここでは、XMで自動売買(EA)を利用するための具体的な設定方法と使い方を解説します。
MT4やMT5を利用した自動売買は簡単に設定できますので、以下の内容を参考にしてください。
ダウンロード後、EAが入っているフォルダを選択します。
EAを選択したら、チャートにEAファイルを取引通貨の上にドラッグ&ドロップしましょう。
セット後の画面上にある自動売買ボタンをクリックしてください。
自動売買が動いている場合は自動売買のアイコンが以下のように「◾️」になっています。
上のステップを完了すれば、すぐにXMでの自動売買(EA)が開始できます。
XMの自動売買(EA)にはVPSの活用がおすすめ
XMで自動売買(EA)を行う際には、VPS(Virtual Private Server)の活用がおすすめです。
VPSを利用することで、EAを24時間稼働させるための安定した取引環境が整い、ネットワークの接続やPCの稼働状態を気にすることなく取引が実行できます。
ここでは、XMでのVPSの設定方法について紹介します。
ログイン後、左側のメニューから「VPS」を選択します。
初めはメニューに表示されていませんが、「さらに表示する」から「取引プラットフォーム」を選択すると、「VPS」が表示されるようになります。
「VPS」の選択後、「VPSをリクエストする」をクリックします。
自動売買を適用する口座を確認して、「確定」をクリックしましょう。
これで、XMのVPSを利用してEA運用が開始できます。
XMの自動売買(EA)に関してよくある質問
XMで自動売買(EA)を利用する際によくある質問を紹介します。
XMの自動売買(EA)についてのまとめ
この記事では、XMの自動売買(EA)のおすすめや設定方法、使い方について解説してきました。
XMではEAの使用が許可されており、約定力の高さや無料VPSの利用など、自動売買の運用環境が整っています。
ただし、EAは必ずしも勝てるわけではないので、バックテストやフォワードテストの内容を確認しながら、自己責任で行いましょう。
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