海外FXのスキャルピングはハイレバレッジとの相性が良く、短時間で大きな利益を出すことが可能です。
しかし、海外FX業者によって取引条件や特徴が異なるので、「スキャルピング向けの口座がどれか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
海外FXでスキャルピングする際は、様々な条件を考慮して口座選びをしなければ、効率的に利益を出せない可能性があるため注意が必要です。
この記事では、実際にトレードして厳選したスキャルピング向けのおすすめ海外FX口座をはじめ、失敗しない口座選びのポイントを解説していきます。
また、海外FXのスキャルピングの注意点や、勝てない場合の対処法についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、総合的に人気の海外FX業者については「海外FXおすすめ比較ランキング」でも紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
- 海外FXのスキャルピングおすすめ口座を一覧で比較
- 海外FXでスキャルピングに最適な口座を選ぶポイント
- 海外FXのスキャルピングおすすめ口座ランキング【2025年5月最新】
- 海外FXでスキャルピングするメリット
- 海外FXでスキャルピングするデメリット
- 海外FXのスキャルピングにおける禁止事項
- 海外FXでのスキャルピングで勝てない原因と対処法
- 海外FXスキャルピングにおすすめの取引手法
- 海外FXスキャルピングに関するよくある質問
- スキャルピングが禁止の海外FX業者はどこですか？
- 海外FXでスキャルピングをすると口座凍結や出金拒否にあいますか？
- 海外FXで秒スキャは禁止・制限されていますか？
- 海外FXはいくらあればスキャルピングを始められますか？
- 海外FXはEA（自動売買システム）でスキャルピングできますか？
- 海外FXのスキャルピングでおすすめの通貨ペアはどれですか？
- 海外FXでスキャルピングに不向きな時間帯はありますか？
- 海外FXでスキャルピングをする場合は何pipsを狙うべきですか？
- 海外FXで仮想通貨のスキャルピングもできますか？
- 海外FXでスキャルピングをするのにおすすめの業者は？
- スキャルピングするのに国内FXと海外FXはどっちがおすすめですか？
- 海外FXのスキャルピングに適した取引ツールはどれですか？
- 海外FXスキャルピング まとめ
海外FXのスキャルピングおすすめ口座を一覧で比較
以下は、海外FXのスキャルピングおすすめ口座の比較一覧表です。
主要通貨のスプレッドや取引手数料に加えて、最大レバレッジやロスカット水準、ストップレベルについてもまとめているので、総合的なスペックを見て比較してみましょう。
※業者名をクリックすると解説部分がすぐに読めます。
| 海外FX業者 | スプレッド | 取引手数料 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 | ストップレベル |
|---|---|---|---|---|---|
 XMTrading （KIWAMI極口座） | 0.6pip～ | なし | 1,000倍 | 20％ | 0％（設定なし） |
 Vantage Trading （ECN口座） | 0.0pip～ | 6ドル/往復 | 1,000倍 | 10% | 0％（設定なし） |
 FXGT (PRO口座) | 0.2pips～ | 無料 | 5,000倍 | 20% ※オプティマス口座は0% | 0％（設定なし） |
 Exness （ロースプレッド口座） | 0.1pip～ | 7ドル/往復 | 無制限 （実質21億倍） | なし | 0％（設定なし） |
 bitcastle （プロ口座） | 0.7pips～ | 8ドル/往復 | 1,000倍 | 20％ | 20％ |
 BigBoss（プロスプレッド口座） | 0.2pips～ | 9ドル/往復 | 1,111倍 | 20% | 0％（設定なし） |
 AXIORY （ナノ/テラ口座） | 0.2pips～ | 6ドル/往復 | 1,000倍 | 20% | 0％（設定なし） |
 ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 0.0pip～ | 4ドル/往復 | 1,000倍 | 20％ | 0％（設定なし） |
海外FXでスキャルピングに最適な口座を選ぶポイント
まずは、海外FXでスキャルピングに最適な口座を選ぶポイントについて解説します。
スキャルピングが禁止・制限されていない
海外FXでスキャルピングする際は、必ずスキャルピングが禁止・制限されていない業者を選びましょう。
スキャルピングは、頻繁な取引が業者にとって負担となるため、iFOREXなど一部の業者ではスキャルピングが禁止されています。
また、スキャルピングを認めている業者でも、取引量やストップレベルに一定の制限を設けているケースがあります。
禁止されている業者でスキャルピングをすると、利用規約違反となり口座凍結や出金拒否などのペナルティを受ける可能性があるため、注意が必要です。
スプレッドや取引手数料が安い
海外FXのスキャルピングで稼ぐためには、スプレッドや取引手数料が安い業者が最適です。
国内FXでは、固定スプレッド制が採用している業者が多いため、どの業者を選んでもスプレッドの水準に大きな差がありません。
一方で、海外FX業者では変動スプレッド制を採用していることが多く、同じ通貨ペアであっても業者や口座タイプによってスプレッドが2.0pips以上異なるケースがあります。
スキャルピングは取引回数が多いため、スプレッドが最終的な収益に大きな影響を及ぼします。
特にハイレバレッジを活用する場合、ポジションサイズが大きくなることから、スプレッドの狭い業者や口座を選ぶことが重要です。
最大レバレッジが高い
最大レバレッジが高い海外FX口座を選ぶことで、少額の資金からでも大きな利益を狙えます。
スキャルピングでは、1pips～10pips程度と狭い値幅を狙うため、大きな利益を狙うためにはロット数を上げなければなりません。
海外FXでは、以下のような高いレバレッジを提供している業者を利用することで、少ない証拠金でもロット数を引き上げられ、大きなリターンを狙いやすくなります。
ロスカット水準が低い
スキャルピングする際には、ロスカット水準が低いと含み損が発生してもポジションを維持しやすくなるため、トレーダーは有利に取引を進められます。
ロスカット水準とは？
証拠金維持率が一定の割合を下回った際に、ポジションが強制決済されるラインのことです。例えば、ロスカット水準が20%の業者では、証拠金維持率が20%を切った時点でポジションが自動的に決済されます。
スキャルピングは、非常に短い時間内で注文から決済までを行うので、急な相場変動によるロスカットのリスクは比較的低いです。
しかし、相場が大きく動いた場合は、一瞬で大きな含み損を抱える可能性もあります。
ロスカット水準が高い業者を利用すると、この一瞬の含み損でロスカットされてしまうことがあり、すぐに相場が回復しそうな場面でポジションが強制的に決済されるのは非常に勿体ないです。
約定力が高い
スキャルピングは秒単位でポジションを開閉することが多いため、約定力が高いほど確実に利益が得られます。
約定力を確認する際は、海外FX業者の公式サイトで提供されているデータだけではなく、実際の取引環境を確認するために、SNSやブログでの口コミも確認しておくと安心です。
さらに、データサーバーの品質も約定力に影響を与えます。
例えば、「EQUINIX社」が提供するサーバーは約定力が高く、世界中の金融機関でも使用されています。
約定力重視で口座を選ぶのであれば「EQUINIX社」を利用しているFX業者を選びましょう。
- XMTrading
- Vantage Trading
- BigBoss
- ThreeTrader
NDD方式＆ECN方式を採用している
スキャルピング向けの海外FX口座を選ぶ際には、NDD方式かつECN方式を採用している業者を選びましょう。
海外FXには、NDD方式（ノンディーリングデスク方式）とDD方式（ディーリングデスク方式）の2つの取引方式があります。
| NDD方式 | トレーダーの注文が直接市場に流れるため、業者の介入がなく透明性が高い取引ができる。 |
|---|---|
| DD方式 | 業者がトレーダーの注文を処理するため、利益相反やリクォートのリスクがある。 |
スキャルピングでは、取引スピードや透明性を重視するためNDD方式が適しています。
また、NDD方式はさらに「STP方式」と「ECN方式」に分かれており、スキャルピングにおすすめなのはECN方式です。
| 注文方式 | 約定力 | スキャルピングの可否 |
|---|---|---|
| STP方式 | 高い | 認められやすい |
| ECN方式 | とても高い | 認められやすい |
ECN方式は、注文が電子取引ネットワークを通じて直接市場とつながるため、高速約定が可能でスプレッドも抑えられます。
ストップレベルが狭い
スキャルピングでは、ストップレベルが狭い口座を選ぶことも大切です。
ストップレベルとは？
ストップレベルとは、指値や逆指値注文を設定する際に、現在価格から最低限離さなければならない値幅のことを指します。この値幅が広いと、狙ったタイミングで注文を出すことが難しくなります。
ストップレベルがゼロの業者であれば、現在価格に極めて近い位置で予約注文を設定できるため、狙った値幅で効率よく取引することが可能です。
- XM
- AXIORY
- TitanFX
- Tradeview
ゼロカットシステムを採用している
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者を選ぶことで、高いレバレッジをかけてスキャルピングする際もリスクを抑えられます。
ゼロカットシステムとは？
ゼロカットシステムとは、相場急変動などで口座残高がマイナスになった場合でも、マイナス分を業者が補填し口座残高をゼロに戻してくれる仕組みのことです。
ハイレバレッジ取引では急激な価格変動による損失リスクが高まりますが、ゼロカットシステムがあれば追加証拠金（追証）が発生しないため、入金額以上の損失を回避できます。
海外FXのスキャルピングおすすめ口座ランキング【2025年5月最新】
それでは、海外FXのスキャルピングにおすすめの口座を最新のランキング形式で紹介していきます。
1位：XMTrading(KIWAMI極口座)
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.6pip～ |
| 取引手数料 | なし |
| 取引方式 | NDD方式 |
| 約定力 | 注文執行率100%（99.35%が1秒以内に約定） データサーバーはEQUINIX社 |
| ロスカット水準 | 20％ |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
XMは2010年設立の老舗業者で、実績と信頼性が高く日本人トレーダーに最も支持されています。
XMTradingのKIWAMI極口座は、低スプレッドであることに加えて取引手数料が無料なので、コストを抑えた取引が可能です。
また、最大1,000倍のハイレバレッジだけでなく約定力の高さにも定評があり、スキャルピングに最適な取引環境が整っています。
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2位：Vantage Trading(ECN口座)
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.0pip～ |
| 取引手数料 | 6ドル/往復 |
| 取引方式 | ECN方式 |
| 約定力 | データサーバーはEQUINIX社 |
| ロスカット水準 | 10% |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
Vantage Tradingはオーストラリアを拠点とし、世界でもトップクラスの取引量を誇る海外FX業者です。
Vantage Tradingでスキャルピング向けのRAW ECN口座は、スプレッドの狭さと取引手数料のバランスが最大の特徴です。
スプレッドは最低0.0pipsと非常に狭く、1ロットあたりの取引手数料は往復6ドル（=0.6pips）と圧倒的な低コストのため、多くのスキャルピングトレーダーが愛用しています。
さらに、3,000ドル以上の口座残高で利用可能なプレミアム口座では、より狭いスプレッドと高度な取引条件が提供されており、上級トレーダーにとって最適です。
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3位：FXGT(プロ口座)
| 最大レバレッジ | 5,000倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.2pips～ |
| 取引手数料 | 無料 |
| 取引方式 | ECN口座 |
| 約定力 | 99.5%以上 |
| ロスカット水準 | 20% ※オプティマス口座は0% |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
FXGTは2019年設立の仮想通貨取引に特化した海外FX業者で、最大1,000倍のレバレッジで様々な仮想通貨銘柄が取引できます。
中でも、FXGTのプロ口座は最小スプレッドがドル円で0.2pipsからと狭く、取引手数料が無料である点が大きな魅力です。
さらに、1回で最大2,000万通貨まで取引可能なため、大口取引をする上級トレーダーにもおすすめです。
仮想通貨でスキャルピングをするなら、ハイレバレッジのFXGTを利用して大きな利益を狙いましょう。
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4位：Exness（プロ口座）
| 最大レバレッジ | 無制限（実質21億倍） |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.1pip～ |
| 取引手数料 | 7ドル/往復 |
| 取引方式 | 即時約定 |
| 約定力 | ミリ秒での注文約定 |
| ロスカット水準 | 0% |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
Exnessは、レバレッジが無制限（実質21億倍）でロスカット水準が0％なので、ハイレバレッジでスキャルピングしたい方に最適な環境が整っています。
Exnessが提供するプロ口座は低スプレッドでの取引できるだけでなく、「即時約定（Instant Execution）」方式を採用しており、リクエストしたレート以外での注文はすべて拒否されます。
即時約定では、トレーダーが指定した価格でそのまま取引が成立するため、狙った通りの価格で注文を確定しやすく、スキャルピングで重要な「スピード」と「正確さ」をしっかり確保できます。
Exnessは、信頼性が高く世界中で多くのトレーダーに利用されているので、初心者の方も安心してスキャルピングに挑戦できるでしょう。
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5位：bitcastle(プロ口座)
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.7pips～ |
| 取引手数料 | 8ドル/往復 |
| 取引方式 | ECN方式 |
| 約定力 | 99.99％の優れた約定力 |
| ロスカット水準 | 20％ |
| ストップレベル | 20pips |
bitcastleのプロ口座では、USDJPYの最小スプレッドが0.7pipsからに設定されています。
さらに、最大1,000倍のレバレッジを利用できるため、少額の資金でも効率的に利益を狙うことができます。
最低入金額はプロ口座で30,000円と比較的低めなので、手軽にスキャルピングを始められる環境が整っています。
ストップレベルが設定されている点に注意が必要ですが、スキャルピングを全面的に認めていてEAなどの制限もないので、自由な取引が可能です。
bitcastleでは当サイトから登録した方限定で、新規口座開設と本人確認で16,000円のボーナス、1万円初回入金すれば16,000円の追加ボーナスを受け取ることができます。
さらに、登録後7日以内に3万円以上入金すれば抽選で8,000円のボーナスが当たるチャンスもあるので、お得にスキャルピングしたい方にはかなりおすすめの業者です。
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6位：BigBoss(プロスプレッド口座)
| 最大レバレッジ | 1,111倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.2pips～ |
| 取引手数料 | 9ドル/往復 |
| 取引方式 | ECN方式 |
| 約定力 | データサーバーはEQUINIX社 |
| ロスカット水準 | 20% |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
BigBossのプロスプレッド口座は、最大1,111倍のレバレッジでスキャルピングができます。
また、データサーバーはEQUINIX社を採用しているため約定力が非常に高く、安定した取引ができることも魅力です。
BigBossのプロスプレッド口座は、スプレッドは狭いものの取引手数料が往復9ドルと他の業者と比較して高めであるため、コストを重視する方には向きません。
さらに、当サイト限定で18,000円の口座開設ボーナスを提供しており、最大13,700ドル（約205万円）の入金ボーナスも利用できるので、ボーナスで資金を増やしてスキャルピングしたい方にはかなりおすすめです。
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7位：AXIORY(ナノ口座)
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.2pips～ |
| 取引手数料 | 6ドル/往復 |
| 取引方式 | ECN方式 |
| 約定力 | 約定率99.9％ |
| ロスカット水準 | 20% |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
AXIORYは、信頼性の高さと優れた取引環境から、日本人トレーダーにも根強い人気を誇ります。
特に、ナノ口座は最大1,000倍のレバレッジに加えて、USDJPYの最小スプレッドが0.2pipsからで、1ロットあたり6ドルの取引手数料を含めてもトータルの取引コストが低い点が特徴です。
また、AXIORYは顧客資金を信託保全形式で管理しており、万が一同社が倒産した場合でも、預けた資金は全額返還されます。
低コスト＆安全性の高い環境でスキャルピングを行いたい方は、AXIORYへの登録を検討してみてください。
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8位：ThreeTrader(Rawゼロ口座)
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
|---|---|
| USDJPYのスプレッド | 0.0pip～ |
| 取引手数料 | 4ドル/往復 |
| 取引方式 | ECN方式 |
| 約定力 | ・約定率99%以上 ・データサーバーはEQUINIX社 |
| ロスカット水準 | 20％ |
| ストップレベル | ゼロ（設定なし） |
ThreeTraderは、国内FX業者に匹敵する超低スプレッドを提供することで知られているブローカーです。
Rawゼロ口座では、USDJPYの最小スプレッドが0.0pipsからと非常に狭く、取引手数料も往復4ドルと業界最安水準です。
スプレッドと取引手数料を含めたトータルコストが安いため、スキャルピングで効率的に利益を出しやすい環境が整っています。
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海外FXでスキャルピングするメリット
ここでは、海外FXでスキャルピングするメリットについて解説します。
ハイレバレッジでスキャルピングできる
海外FXでスキャルピングを行う最大のメリットは、ハイレバレッジを活用できる点です。
国内FX業者では最大25倍までのレバレッジに規制されていますが、海外FX業者では500倍から最大21億倍（実質無制限）のレバレッジを提供しています。
海外FXのハイレバレッジを活用すれば、少額資金しか準備できない人でも、数秒～数分のうちに10万円以上の大きな利益を狙えます。
ボーナスを活用してスキャルピングできる
多くの海外FX業者では、口座開設時や入金時に取引証拠金として利用できるボーナスを提供しています。
ボーナスを使えば自己資金以上の証拠金を元手に取引が可能となり、より高いロット数でのスキャルピングができます。
以下の4社は、高額な口座開設ボーナスを提供しているので、リスクなしでスキャルピングを始めたい方は必見です。
| 業者名 | 口座開設ボーナスの金額 |
|---|---|
| XMTrading | 13,000円 |
| Vantage Trading | 15,000円 |
| bitcastle | 最大40,000円【当サイト限定】 |
| FXGT | 15,000円 |
いつでも利益を狙うチャンスがある
スキャルピングは、いつでも利益を狙える点も魅力です。
レンジ相場では、小刻みな値動きを利用して利益を積み上げ、大きなトレンド相場では、急激な値幅を捉えて一度に高い収益を得ることが可能です。
また、海外FXのハイレバレッジを活用すれば、値動きが小さい場面でも大きな利益を狙え、逆に相場が荒れているときは、レバレッジを下げたり取引量を減らすことでリスクを調整できます。
為替変動によるリスクを抑えられる
スキャルピングは、為替変動リスクを軽減できるトレード手法です。
デイトレードやスイングトレードでは、ポジションを数時間から数日間保持するため、大幅な為替変動が発生すると一瞬で大きな損失を被るリスクがあります。
一方、スキャルピングではポジションの保有時間が数秒から数分と非常に短いため、大幅な値動きによる損失リスクが大幅に抑えられます。
また、スキャルピングは「損切り」を設定することで、1回の取引におけるリスクを抑えられます。
海外FXでスキャルピングするデメリット
海外FXでスキャルピングするデメリットは、以下の2つです。
それぞれ確認していきましょう。
取引コストが高くなる
スキャルピングは1日に頻繁な取引を繰り返すため、1回ごとに発生するスプレッドや取引手数料が積み重なり、取引コストが高くなります。
例えば、スプレッドが1.0pipsのドル円（USDJPY）で、1日100回取引する場合の取引コストを考えてみましょう。
| トレード手法 | 取引回数 | 1日の取引コスト |
|---|---|---|
| スキャルピング | 100回 | 100pips |
| デイトレード | 1回 | 1.0pips |
比較すると分かるように、スキャルピングはデイトレードやスイングトレードと比較して取引回数が多いため、コストが大きくなります。
特に、スプレッドが広い業者や取引手数料が高い口座では、利益がコストに食われてしまう可能性があるので注意しましょう。
相場分析が必要
スキャルピングは一瞬で取引が完了するため、勘に頼って取引を行っても稼げると誤解するトレーダーもいますが、実際には相場分析が欠かせません。
確かに、FX取引は「相場が上がるか下がるか」の二択を予想するため、勘に頼れば50%の確率で利益を得られる可能性があります。
しかし、スキャルピングでは1回ごとの取引コストが必ず発生するため、分析を怠ると最終的な損益はマイナスに傾くことが多いです。
スキャルピングを成功させるには、テクニカル分析を用いて超短時間で利益のチャンスを見極めるスキルが求められます。
海外FXのスキャルピングにおける禁止事項
海外FX業者では、以下のようなスキャルピングは禁止事項とされていることが多いです。
スキャルピングを認めている海外FX業者であっても、禁止事項に違反すると口座凍結や出金拒否のリスクがあるので、それぞれ確認しておきましょう。
複数口座・複数業者での両建てスキャルピング
海外FXでスキャルピングを行う際、同一業者内の複数口座を使った両建てや、複数業者の口座を使った両建て取引は多くの業者で禁止されています。
片方の口座でロングポジションを、もう片方でショートポジションを持つことで、損失を限定しつつ確実に利益を得られる手法ですが、ゼロカットシステムの悪用と見なされるため注意が必要です。
ExnessやAXIORYなど一部の業者では規約上は禁止されていませんが、やり過ぎると警告を受けたり、最悪の場合は口座凍結や利益の没収につながることがあります。
裁定取引 (アービトラージ)
多くの海外FX業者では、裁定取引（アービトラージ）を禁止しています。
裁定取引（アービトラージ）とは？
裁定取引（アービトラージ）とは、2つ以上の通貨や業者間での価格差を利用して利益を得る取引手法です。
裁定取引は、価格のズレを狙ってほぼ確実に利益を得られるため、公平性を欠く行為と見なされます。
例えば、業者Aの価格配信の遅延を利用して業者Bとの価格差で利益を得たり、スワップポイントの違いを活用するスワップアービトラージや、3つの通貨ペアの価格差を利用するトライアングルアービトラージなどが該当します。
窓開けだけを狙ったスキャルピング
窓開けのみを狙ったスキャルピングは、多くの海外FX業者で禁止されている取引手法の1つです。
窓開けとは？
窓開けとは、金曜日の終値と翌週月曜日の始値が大きく離れる現象を指し、この値幅を利用して利益を狙う取引を意味します。
窓開けは90％の確率で金曜日の終値付近まで価格が戻ると言われており、この特性を利用して大ロットのスキャルピングを行うことで短期間での利益を狙えます。
しかし、このような取引はリスクが少ない反面、ゼロカットシステムを悪用する取引と見なされ、業者側の規約に違反する可能性があります。
経済指標発表前後だけを狙ったスキャルピング
経済指標発表前後のタイミングでのスキャルピングは、ハイリターンを狙える一方でハイリスクを伴うため注意が必要です。
この時間帯では価格が乱高下しやすく、レートが飛ぶことで大きなスリッページが発生する可能性が高まり、予想外の損失やロスカットにつながりやすくなります。
また、経済指標発表時のみを狙った取引を禁止している海外FX業者は多く、仮に稼げたとしても違反行為で利益が没収される可能性もあります。
海外FXでのスキャルピングで勝てない原因と対処法
海外FXでのスキャルピングで勝てない場合は、以下の原因に当てはまっていないか確認してみましょう。
心当たりのある方は、これから紹介する対処法を試してみてください。
スプレッドが広い業者を利用している
スプレッドが広い海外FX業者を利用している場合、スキャルピングで勝ちにくいことが多いです。
スキャルピングは短期間で何度もエントリーと決済を繰り返すため、スプレッドの狭さが収益性に直結します。
そのため、スプレッドが広い業者を利用すると、取引ごとに発生するコストが増え効率的に利益を出せなくなります。
海外FXでスキャルピングするなら、スプレッドの狭さに定評がある以下の業者を利用しましょう。
| 海外FX業者 | USDJPY スプレッド | 取引手数料 |
|---|---|---|
| XMTrading （KIWAMI極口座） | 0.8pips | なし |
| Vantage Trading （ECN口座） | 0.39pips | 6ドル/往復 |
| bitcastle （プロ口座） | 0.4pips | 8ドル/往復 |
そもそも口座選びが間違っていたら、どれだけ戦略を練っても勝つことができません。
特に初心者の方は、スプレッドが狭くコストが安い口座を選ぶとスキャルピングで利益を出しやすくなります。
複雑な取引手法でトレードしている
複雑な取引手法を使いすぎていると、情報が多すぎて混乱し正しい判断ができなくなり、勝てないことがあります。
インターネットやSNSで紹介されるさまざまな手法を取り入れすぎると、チャート上にインジケーターが過剰に表示され、エントリーや決済のタイミングを見失ってしまいます。
スキャルピングで成果を上げるには、トレンド相場では移動平均線、レンジ相場ではRSIやストキャスティクスなどを選び、必要最小限の情報だけを使って取引を進めるのが効果的です。
損切と利確のルールを決めていない
スキャルピングは瞬時の判断が求められるため、感情に流されると損失が膨らむ可能性があり、あらかじめ損切りと利確のルールを設定することが重要です。
もしルールを決めても守れない場合は、自動売買（EA）の活用も検討しましょう。
EAは、あらかじめ設定した条件に基づいて自動で取引を行うため、感情に左右されずにルール通りの取引が可能になります。
また、自分でルールを作る際には、利確幅を5～10pips、損切り幅を3～5pipsと設定し、「損切り幅＜利確幅」を守ると良いでしょう。
流動性の低い時間帯やタイミングで取引している
流動性が低い時間帯は、スプレッドが広がりやすいので取引コストが増加し、スキャルピングで利益を得る機会が減ってしまいます。
時間帯ごとの流動性は以下の通りです。
| 時間帯 | 日本時間 | 流動性 |
|---|---|---|
| オセアニア時間 | 9:00～12:00 | 低い |
| ヨーロッパ時間 | 16:00～20:00 | 高い |
| ニューヨーク時間 | 22:00～2:00 | 非常に高い |
特に流動性が低いのはオセアニア時間で、値動きが小さいためスキャルピングには向いていません。
スキャルピングに適した通貨ペアを選んでいない
スキャルピングで稼ぐためには、取引量が多く低スプレッドが特徴の通貨ペアを選ぶことが大切です。
スキャルピングで効率良く稼ぐには、ドル円（USD/JPY）やユーロドル（EUR/USD）などの、流動性が高くスプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことが重要です。
| 通貨ペア | 詳細 |
|---|---|
| EURUSD | ・世界で最も取引量が多い ・スプレッドが狭い ・値動きが安定している |
| USDJPY | ・EURUSDに次いで取引量が多い ・値動きが緩やか ・トレンドが継続しやすい |
一方で、マイナー通貨ペアは流動性が低いため、スプレッドが安定せず取引コストが増加します。
また、GBP/USDやGBP/JPYといったポンド系通貨ペアはボラティリティが高いため、一瞬の値動きで損失が膨らむリスクが高く、初心者には向きません。
海外FXスキャルピングにおすすめの取引手法
ここでは、海外FXスキャルピングにおすすめの取引手法を5つ紹介します。
移動平均線を活用したスキャルピング
移動平均線を活用したスキャルピングは、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに適した手法です。
移動平均線とは？
移動平均線とは、一定期間の価格平均を算出し、それを線で表したテクニカル指標です。価格の動きを滑らかにし、トレンドの方向や強さを視覚的に確認でき、為替や株式などあらゆる市場で広く使われる基本的な分析ツールの1つです。
移動平均線は、スキャルピングでは順張り戦略と組み合わせることで高い効果を発揮します。
例えば、短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けするゴールデンクロスや、その逆のデッドクロスをエントリーポイントとして活用することで、トレンドに乗った取引が可能です。
また、移動平均線がパーフェクトオーダー（複数の移動平均線が一定方向に並ぶ状態）を形成している場合、その方向に沿って「押し目買い」や「戻り売り」を繰り返すことで、コツコツと利益を積み重ねることができます。
ボリンジャーバンドを活用したスキャルピング
次におすすめするのは、ボリンジャーバンドで相場の流れを予測し、トレンドに従ったスキャルピングで利益を狙う手法です。
ボリンジャーバンドとは？
ボリンジャーバンドとは、一定期間の価格の標準偏差を基に、相場の変動範囲を示すテクニカル指標です。移動平均線を中心に、上下に価格の変動幅をバンド状に描写することで、価格がどの程度変動する可能性があるかを視覚的に確認できます。
ボリンジャーバンドは、価格の動きがレンジ相場ではバンド幅が狭く、トレンド相場ではバンドが広がる特性を持っています。
この広がりを利用した「バンドウォーク」に沿ってエントリーを繰り返すのが、基本的な戦略です。
例えば、バンドが上方向に開いている際に、バンドに沿って押し目買いを行い、トレンドが続く限り短期間で利益を積み上げます。
ただし、スキャルピングでは利確と損切りを早めに判断することが重要で、欲張りすぎるとリスクが高まるので注意しましょう。
RSIを活用したスキャルピング
レンジ相場でのスキャルピングには、RSIを活用した取引手法がおすすめです。
RSI（相対力指数）とは？
RSIとは、価格が「買われすぎ」または「売られすぎ」の状態を数値化するテクニカル指標です。一定期間における上昇幅と下降幅の割合から計算され、相場の過熱感や反転の可能性を視覚的に判断できます。
RSIが70％以上を示している場合は「買われすぎ」、30％以下の場合は「売られすぎ」と判断され、それぞれ売りや買いのサインとなります。
レンジ相場では、RSIが70％を超えた時に売りポジションを持ち、価格が下落してRSIが50％程度まで戻った時に決済することで、短期間で安定した利益を狙えます。
逆に、RSIが30％を下回った場合は買いのタイミングです。
GMMAの押し目買い
トレンド相場でのスキャルピングには、GMMA（複合型移動平均線）を活用した押し目買いがおすすめです。
GMMAとは？
GMMAは、12本の移動平均線を一度に表示し、短期線群と長期線群の動きからトレンドの強さや継続性を判断します。
例えば、短期線群が長期線群より上に位置している場合、上昇トレンドと判断できます。
この状況で、短期線群が長期線群に触れた後に再び跳ね返される場面があれば、押し目買いのチャンスです。
短期線群が再度上向きに動き始めたらエントリーし、トレンドが継続する限り小さな利益を積み上げます。
キリ番のみを狙ったスキャルピング
シンプルなルールで効率的にスキャルピングしたい方は、キリ番を狙った取引手法がおすすめです。
キリ番とは？
キリ番とは、ドル円で「100.000」や「100.500」といった切りの良い価格帯を指し、世界中のトレーダーが意識する重要な水平線となります。この価格帯は反発やブレイクが起きやすく、スキャルピングのエントリーポイントとして最適です。
例えば、上昇トレンド中にキリ番がサポートラインとして機能している場合、その付近で押し目買いを狙うことで短期的な利益を得られます。
また、下降トレンドではキリ番がレジスタンスラインとなり、戻り売りを仕掛ける好機となります。
ただし、キリ番を抜けた後の反転にも注意が必要で、損切りポイントを適切に設定してリスクを管理することが重要です。
海外FXスキャルピングに関するよくある質問
海外FXスキャルピング まとめ
本記事では、海外FXでスキャルピングに最適な口座を選ぶポイントや、スキャルピングにおすすめの口座を比較して紹介しました。
スキャルピングを行う際には、まずスキャルピングを認めている海外FX業者を選ぶことが重要です。
そのうえで、取引環境の良し悪しが収益に直結するため、以下のポイントを重視して業者を選びましょう。
- スキャルピングが禁止・制限されていない
- スプレッドや取引手数料が安い
- 最大レバレッジが高くロスカット水準が低い
- 約定力が高い
- ストップレベルが狭い
- ゼロカットシステムを採用している
これらの条件を満たした業者を選ぶことで、スキャルピングに最適な環境で、効率的に利益を積み上げることができます。
最後に、スキャルピングに最適な口座の比較表を再度載せておくので参考にしてください。
| 海外FX業者 | USDJPY スプレッド | 取引手数料 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 | ストップレベル |
|---|---|---|---|---|---|
XMTrading （KIWAMI極口座） | 0.8pips | なし | 1,000倍 | 20％ | 0％（設定なし） |
Vantage Trading （ECN口座） | 0.39pips | 6ドル/往復 | 1,000倍 | 10% | 0％（設定なし） |
FXGT (PRO口座) | 0.8pips | 無料 | 1,000倍 | 20% ※オプティマス口座は0% | 0％（設定なし） |
Exness （ロースプレッド口座） | 0.7pips | 7ドル/往復 | 無制限 （実質21億倍） | なし | 0％（設定なし） |
bitcastle （プロ口座） | 0.4pips | 8ドル/往復 | 1,000倍 | 20％ | 20％ |
| BigBoss （プロスプレッド口座） | 1.1pips | 9ドル/往復 | 1,111倍 | 20% | 0％（設定なし） |
AXIORY （ナノ/テラ口座） | 0.9pips | 6ドル/往復 | 1,000倍 | 20% | 0％（設定なし） |
ThreeTrader (Rawゼロ口座) | 0.2pips | 4ドル/往復 | 1,000倍 | 20％ | 0％（設定なし） |
