XMのMT5にはダークモードはありませんが、ダークモードのように表示させることは可能です。
MT5はカスタマイズ性が高く、ローソク足や背景などを自分好みの配色に変更することができます。
本記事では、XMのMT5の色をダークモード調に変更する手順を画像付きで解説していきます。
分析しやすい最適なチャートにカスタマイズし、XMでのトレードを快適に行いましょう。
なお、XMのMT5のダウンロードと設定については、「XMのMT5のダウンロード・ログイン方法まとめ!チャートカスタマイズまで徹底解説」で紹介しています。基本的な操作や注文方法についてまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
XMのMT5をダークモードにする方法
XMのMT5をダークモード調にするために、チャートの構成要素の色を変更する手順を解説します。
PC版とスマホ版で操作が異なるので、それぞれ画像付きで解説していきます。
なお、XMのMT5にもともと設定されている配色パターンを使えば、一括でチャート構成要素の色を変更できます。
手軽に変更できるので、色にこだわりがない場合は、こちらを使うのがおすすめです。
XMのMT5のチャートの色を一括設定する方法
XMのMT5のチャート上で右クリックし、メニューを開きます。
メニューの中のプロパティをクリックします。
プロパティのウィンドウが開くので「カラー」のタブを開きます。
基本配色のプルダウンをクリックすると、4つの基本配色が表示されます。
「Yellow on Black」、「Green on Black」は背景が黒色のチャートなので、これらを選択すると簡単にダークモード調の配色に変更することができます。
プロパティの「OK」をクリックすれば、設定完了です。
チャートに選択した背景色が反映されます。
背景色の設定方法
チャートの背景色は自由に選択できるので、黒にすればダークモードのようになります。
他にも好きな色や見やすい色があれば変更してみましょう。
MT5の背景色の変更手順は以下の通りです。
XMのMT5の背景色を設定する方法
XMのMT5のチャート上で右クリックし、メニューを開きます。
メニューの中のプロパティをクリックします。
プロパティのウィンドウが開くので「カラー」のタブを開きます。
背景色のプルダウンをクリックし、好きな色を変更します。
色選択画面で「Custom」を選択すると、細かい色の設定ができます。
プロパティの「OK」をクリックすれば、設定完了です。
チャートに選択した背景色が反映されます。
ローソク足の色の設定方法
背景色だけでなく、ローソク足の色を変更することでより見やすいチャート画面にすることができます。
ローソク足の色の設定方法を解説していきます。
XMのMT5のローソク足の色を設定する方法
XMのMT5のチャート上で右クリックし、メニューを開きます。
メニューの中のプロパティをクリックします。
プロパティのウィンドウが開くので「カラー」のタブを開きます。
ローソク足関連の色を選択します。
ローソク足関連の項目は以下の5つです。
項目名 | 意味 |
---|---|
上昇バー | 上昇ローソク足のヒゲ、実体の縁取りの色 |
下降バー | 下降ローソク足のヒゲ、実体の縁取りの色 |
上昇ローソク足 | 上昇ローソク足の実体の塗りつぶしの色 |
下降ローソク足 | 下降ローソク足の実体の塗りつぶしの色 |
ラインチャート | 同時線(始値と終値が同じ値のローソク足)の色 |
色選択画面で「Custom」を選択すると、細かい色の設定ができます。
プロパティの「OK」をクリックすれば、設定完了です。
チャートに選択したローソク足の色が反映されます。
インジケーターの色の設定方法
インジケーターの色も背景やローソク足の色に合わせることで、見やすいチャートを作ることができます。
インジケーターの色の変更手順は以下の通りです。
XMのMT5のインジケーターの色を設定する方法
「チャート」の「インディケータリスト」をクリックします。
インジケーターリストには既にチャートに表示しているインジケーターが一覧として表示されています。
色を変更したいインジケーターをダブルクリックします。
「パラメータ」の「スタイル」のプルダウンから色を選択します。
「Custom」をクリックすると自由に色を調整できます。
インジケーターの色を選択したら、「OK」をクリックすれば設定完了です。
XMのMT5でおすすめの配色
ここまで、背景・ローソク足・インジケーターの色の変更方法を解説してきましたが、全体的にまとまりのある配色の例を2つ紹介します。
もし配色に迷ったら参考にしてみてください。
おすすめ配色①
チャート構成要素 | 色のRGB値 |
---|---|
ローソク足(陽線) | R:246 G:42 B:0 |
ローソク足(陰線) | R:30 G:101 B:109 |
背景 | R:0 G:41 B:60 |
インジケーター | R:241 G:243 B:206 |
おすすめ配色②
チャート構成要素 | 色のRGB値 |
---|---|
ローソク足(陽線) | R:118 G:54 B:38 |
ローソク足(陰線) | R:51 G:107 B:135 |
背景 | R:42 G:49 B:50 |
インジケーター | R:144 G:175 B:197 |
XMのMT5のダークモード設定の保存方法
XMのMT5でダークモード調に変更した場合、プロファイルを保存しておくと便利です。
PC版のMT5では、プロファイルに名前を付けて保存しておくことで、色設定を呼び出すことができます。
XMのMT5のダークモード設定を保存する方法
保存したいプロファイルのチャートを表示した状態で、画面左上の「ファイル」をクリックし、メニューの「チャートのプロファイル」、「保存(S)」の順にクリックします。
以下のプロファイルの保存ウィンドウが表示されるので、プロファイル名を入力し、OKをクリックします。
これでプロファイルの保存は完了です。
一度保存したプロファイルを呼び出す際は、画面左上の「ファイル」をクリックし、メニューの「チャートのプロファイル」をクリックします。
メニューの一番下の段に保存したプロファイル名が表示されるので、クリックするとプロファイルを呼び出すことができます。
XMのMT5のダークモードのメリット
XMのMT5のダークモードには、以下のメリットがあります。
それぞれ解説します。
消費電力が抑えられる
有機ELディスプレイを使っている場合、画面の色は黒に近い色の方が消費電力が抑えられます。
出先でスマホを使ってトレードする場合など、ポジションを保有した状態での電池切れは禁物です。
特に充電ができない状況では、MT5をダークモードにして電池を節約しましょう。
取引に集中できる
スキャルピングのようにチャートを常に注視するトレードスタイルの場合、ダークモードにすることによって目が疲れにくくなります。
その結果、明るい色よりも取引に集中できるというメリットがあります。
一般的には、白い背景に黒い文字よりも黒い背景に白い文字の方が見やすいと言われています。
チャートも同様に、暗い色の背景に明るい色のローソク足やインジケーターの方が視覚的なメリットが多いです。
色使いでチャートの見やすさが変わって見間違いも減り、トレードへの好影響が期待できます。
XMのMT5のダークモードのよくある質問
XMのMT5ではダークモードが使えますか?
XMのMT5にはダークモードの設定はありません。
しかし、ローソク足や背景色などを自由に変更できるので、ダークモード調のチャートの配色にすることが可能です。
XMのMT5のスマホアプリで色変更ができないのですが、なぜでしょうか?
スマホ側でダークモードなどに設定を変更していると、XMのMT5上で色の設定を変更しても反映されない場合があります。
色変更ができない場合はスマホの色設定を確認してみましょう。
XMのMT5のダークモードのまとめ
XMのMT5の背景・ローソク足・インジケーターの色設定方法について解説しました。
XMのMT5にはダークモードそのものは存在しませんが、自由に色を変更してダークモード調の配色にカスタマイズすることができます。
見やすいチャートに設定し、集中してトレードできる環境を作りましょう。