XMのスワップポイント一覧と計算方法!付与時間や稼ぐコツまで解説

XMのスワップポイント一覧と計算方法!付与時間や稼ぐコツまで解説

(※)記事の情報は執筆時点のものです。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。また特別な記載がない限り、1ドル100円で計算しております。

XMではスワップポイントによる利益が得られます

しかし、XMのスワップポイントにはルールや注意点があり、「XMのスワップポイントが受け取れなかった!」「思ったような金額が付与されなかった」といった失敗を防ぐためには、XMのスワップポイントの知識は非常に重要です

本記事では、XMのスワップポイント一覧と基本ルール、具体的な計算方法を紹介します。

また、XMのスワップポイントの付与時間や稼ぐコツやまで詳しく解説するので、XMのスワップポイントについて正しい知識が身につくでしょう。

XMのスワップポイント取引で収益を拡大させるためにも、ぜひ参考にしてください。

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公式サイト:https://www.xmtrading.com/

本コンテンツは「ファイナンスメディア株式会社」が、金融庁財務局消費者庁国民生活センターから発信される情報と、実際の海外FX取引・調査を基に制作しています。詳細は「コンテンツ制作ポリシー」をご覧ください。

目次

XMのスワップポイントとは?仕組みを解説

XMのスワップポイントとは?仕組みを解説

XMのスワップポイントとは、異なる金利を持つ通貨間の金利差による損益です。XMではポジションを翌日まで保有するとスワップポイントが得られ、ポジション保有中は毎日獲得できます

XMでスワップポイントが発生する仕組みは、通貨と通貨に金利差があるからです。ここでいう金利とは、各国の中央銀行が定める「政策金利」を指します。

たとえば、現在だと日本と米国の政策金利の差は以下のとおりです。

日米金利差
  • 日本:0.10 %
  • 米国:5.50 %

上記のように金利差があり、米国の金利が高く日本の金利が低いです。

そのため、XMでUSD/JPY(米ドル/日本円)の買いポジションを翌日に持ち越しすると、金利差によってスワップポイントの利益が得られます

これは、USD/JPYの買いポジションは「米ドル買い・日本円売り」となるからです。

逆にXMでUSD/JPYの売りポジションを翌日に持ち越すと「米ドル売り・日本円買い」となるため、スワップポイントがマイナスになり損失が発生します。

こうした損失になるスワップポイントを「マイナススワップ」と呼びます。

マイナススワップは取引コストとなるため注意が必要です。とくにXMでポジションを長期保有するときは大きな痛手になる可能性が高いため、マイナススワップを意識しながら取引する必要があります

XMのスワップポイントでは、金利の高い通貨を買って、金利の安い通貨を買えば利益になり、反対の場合だと損失になると覚えておきましょう。

XMのスワップポイント計算方法

XMのスワップポイント計算方法

XMのスワップポイントの計算方法は、クロス円(米ドル/円やボンド円)とクロス円以外(ユーロ/ドルや米ドル/スイスフランなど)で異なります

クロス円の場合、XMのスワップポイントの計算方法は次のとおりです。

XMのクロス円のスワップポイント計算方法

スワップ金額 = スワップ値 × ポジションサイズ × 0.001

スワップ値を14.0・ポジションサイズを10万通貨なら次のように計算します。

14.0×10万通貨×0.001=1,400円

クロス円以外の場合は、以下の計算方法になります。

XMのクロス円以外のスワップポイント計算方法

スワップ金額 = スワップ値 × ポジションサイズ × 0.00001 × 日本円レート

スワップ値とポジションサイズは先と同じ条件で、日本円レートは160円で計算すると次のとおりです。

14.0×10万通貨× 0.00001 ×160円=640円


XMのスワップポイントは、自分で計算するよりも「XMのスワップ計算機」を使うのがおすすめです。簡単に項目を入力するだけで瞬時にスワップポイントを計算してくれます。

XMのスワップポイント一覧表【銘柄別まとめ】

XMのスワップポイント一覧表【銘柄別まとめ】

こちらではXMのスワップポイントを銘柄別にまとめています。目的の銘柄のスワップポイントを知りたいときの参考にしてください。(取引単位は基本1ロット=10万通貨)

メジャー通貨ペアのスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
USDJPY(米ドル/日本円)10.20-35.90
EURUSD(欧州ユーロ/米ドル)-7.271.13
GBPUSD(英国ポンド/米ドル)-4.08-2.98
USDCHF(米ドル/スイスフラン)4.99-15.51
USDCAD(米ドル/カナダドル)-1.95-5.95
CADCHF(カナダドル/スイスフラン)3.68-9.19
CADJPY(カナダドル/日本円)9.16-21.64
CHFJPY(スイスフラン/日本円)-3.22-16.42
EURCAD(欧州ユーロ/カナダドル)-9.62-2.42
EURCHF(欧州ユーロ/スイスフラン)1.55-12.65
EURGBP(欧州ユーロ/英国ポンド)-5.360.44
EURJPY(欧州ユーロ/日本円)6.81-30.49
GBPCAD(英国ポンド/カナダドル)-5.44-8.64
GBPCHF(英国ポンド/スイスフラン)5.66-18.74
GBPJPY(英国ポンド/日本円)11.95-45.15

XMのメジャー通貨ペアは政策金利があまり高くない国の通貨同士の組み合わせが多いため、スワップポイントはあまり高額ではありません。低金利である日本円絡みの通貨ペアが金利差がつきやすい場合、スワップポイントが高めです。

マイナー通貨ペアのスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
AUDCAD(豪州ドル/カナダドル)-5.13-2.57
AUDCHF(豪州ドル/スイスフラン)2.14-7.46
AUDJPY(豪州ドル/日本円)6.79-18.51
AUDNZD(豪州ドル/ニュージーランドドル)-7.78-1.68
AUDUSD(豪州ドル/米ドル)-4.03-0.63
CHFSGD(スイスフラン/シンガポールドル)-22.33-1.23
EURAUD(欧州ユーロ/豪州ドル)-9.20-5.80
EURDKK(欧州ユーロ/デンマーククローネ)-50.10-66.30
EURHKD(欧州ユーロ/香港ドル)-62.81-65.81
EURHUF(欧州ユーロ/ハンガリーフォリント)-127.0337.57
EURNOK(欧州ユーロ/ノルウェークローネ)-109.10-76.30
EURNZD(欧州ユーロ/ニュージーランドドル)-16.45-0.95
EURPLN(欧州ユーロ/ポーランドズロチ)-54.13-13.33
EURSEK(欧州ユーロ/スウェーデンクローナ)-97.48-104.78
EURSGD(欧州ユーロ/シンガポールドル)-10.84-11.64
EURTRY(欧州ユーロ/トルコリラ)-4,429.83613.17
EURZAR(欧州ユーロ/南アフリカランド)-407.8523.15
GBPAUD(英国ポンド/豪州ドル)-3.90-12.20
GBPDKK(英国ポンド/デンマーククローネ)-29.06-107.56
GBPNOK(英国ポンド/ノルウェークローネ)-78.51-130.51
GBPNZD(英国ポンド/ニュージーランドドル)-10.11-7.71
GBPSEK(英国ポンド/スウェーデンクローナ)-67.39-167.49
NZDCAD(ニュージーランドドル/カナダドル)-1.88-4.98
NZDCHF(ニュージーランドドル/スイスフラン)3.96-8.74
NZDJPY(ニュージーランドドル/日本円)7.70-20.60
NZDSGD(ニュージーランドドル/シンガポールドル)-2.84-10.14
NZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル)-1.68-1.88
SGDJPY(シンガポールドル/日本円)-8.33-8.58
USDCNH(米ドル/人民元)-1.05-15.85
USDDKK(米ドル/デンマーククローネ)-17.85-87.85
USDHKD(米ドル/香港ドル)-3.68-10.08
USDHUF(米ドル/ハンガリーフォリント)-111.0928.81
USDMXN(米ドル/メキシコペソ)-391.41128.59
USDNOK(米ドル/ノルウェークローネ)-58.04-113.24
USDPLN(米ドル/ポーランドズロチ)-34.44-26.44
USDSEK(米ドル/スウェーデンクローナ)-30.04-134.04
USDSGD(米ドル/シンガポールドル)-3.84-17.44
USDTRY(米ドル/トルコリラ)-4,201.69220.31
USDZAR(米ドル/南アフリカランド)-31.92-4.36

XMのマイナー通貨ペアの中には、高金利通貨と呼ばれる政策金利が非常に高い国の通貨も含まれます。高金利通貨ペアはスワップポイントが高く、トルコリラリラや南アフリカランドといった通貨が代表的です。

貴金属・ゴールドのスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
GOLD-48.4519.67
SILVER-7.241.99
XAUEUR-36.4311.41

XMの貴金属・ゴールドのスワップポイントは売りポジションを保有したときのみ得られます。これらの銘柄は長期的には上昇傾向にあるため、売りで仕掛けるときは短期間な取引にしておくのがおすすめです。

エネルギーCFD商品のスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
OILCash(WTI Oil Cash)0.56-2.29
BRENTCash(BRENTCash)1.00-3.95
NGASCash(Natural Gas Cash)–8.273.67

XMのエネルギーCFD商品のスワップポイントは現物CFDのみが対象です。

銘柄の最後に「Cash」と表記されているのが現物CFDであるため、取引前に確認しておきましょう。

株式CFD商品のスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
Alibaba-10.310.3
Amazon-10.310.31
Apple-10.310.31
BMW-8.91-1.09
Facebook-10.310.31
GeneralElec-10.310.31
Google-10.310.31
Microsoft-10.310.31
Taiwan Semiconductor-10.310.31
Nestle-6.46-3.54

XMの株式CFDは一部の銘柄にスワップポイントが付与されます。

ただし、スワップポイントが付与されるのは売りポジションのみであり、買いポジションはマイナススワップが発生します。

株価指数CFD商品のスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
AUS200Cash-1.580.29
CA60Cash-0.290.07
ChinaHCash-1.380.27
EU50Cash-0.980.09
FRA40Cash-1.550.15
GER40Cash-3.60.34
HK50Cash-3.880.77
IT40Cash-6.60.63
JP225Cash-3.32-3.15
NETH25Cash-0.170.02
SA40Cash-22.6610.5
SPAIN35Cash-2.170.2
SWI20Cash-1.48-0.52
UK100Cash-1.890.51
US100Cash-4.160.75
SA40Cash-22.6610.5
US2000Cash-0.480.08
US30Cash-8.751.59
US500Cash-1.210.21

XMの株価指数CFD商品の現物取引(Cash)には売りポジションを保有するとスワップポイントが付与されます

日経平均225(JP225Cash)やS&P500(US500Cash)、ナスダック100(US100Cash)などの株価指数で売りの取引をしながらスワップポイントが得られるため、暴落時に取引してみるのも良いでしょう。

仮想通貨CFD商品のスワップポイント一覧

銘柄ロング(買)ショート(売)
1INCHUSD-0.35-0.35
AAVEUSD-8.27-8.27
ADAUSD-38.50-38.50
ALGOUSD-15.51-15.51
APEUSD-1.09-1.09
APTUSD-75.54-75.54
ARBUSD-9.74-9.74
ATOMUSD-7.05-7.05
AVAXUSD-3.21-3.21
AXSUSD
BATUSD-20.69-20.69
BCHUSD-40.92-40.92
BTCEUR-5,246.63-5,246.63
BTCGBP-4,463.33-4,463.33
BTCUSD-4,742.88-4,742.88
BTGUSD-243.57-243.57
CHZUSD-0.97-0.97
COMPUSD-5.04-5.04
CRVUSD-0.40-0.40
DASHUSD-2.54-2.54
DOGEUSD-14.12-14.12
DOTUSD-6.12-6.12
EGLDUSD-3.21-3.21
ENJUSD-29.74-29.74
EOSUSD-0.70-0.70
ETCUSD-2.64-2.64
ETHBTC-4.55-4.55
ETHEUR-286.20-286.20
ETHGBP-243.55-243.55
ETHUSD-258.73-258.73
FETUSD-193.95-193.95
FILUSD-4.88-4.88
FLOWUSD-0.78-0.78
GRTUSD-27.06-27.06
ICPUSD-10.29-10.29
IMXUSD-1.99-1.99
LDOUSD-2.03-2.03
LINKUSD-1.44-1.44
LRCUSD-2.34-2.34
LTCUSD-7.09-7.09
MANAUSD-3.81-3.81
MANAUSD-3.81-3.81
MATICUSD-60.59-60.59
NEARUSD-6.58-6.58
OPUSD-2.13-2.13
SANDUSD-3.73-3.73
SHIBUSD-2.06-2.06
SNXUSD-2.40-2.40
SOLUSD-14.06-14.06
STORJUSD-4.65-4.65
STXUSD-164.12-164.12
SUSHIUSD-0.99-0.99
UMAUSD-0.29-0.29
UNIUSD-0.78-0.78
XLMUSD-9.20-9.20
XRPUSD-44.63-44.63
XTZUSD-0.81-0.81
ZECUSD-2.24-2.24
ZRXUSD-46.68-46.68

XMの仮想通貨CFDのスワップポイントはすべてマイナススワップです。

売り買いどちらでも損失になるため、スワップポイントの利益は得られないと覚えておきましょう。

XMのスワップポイントの確認方法

XMのスワップポイントの確認方法
XMのスワップポイントはこの3つの方法で確認できる!

XMのスワップポイントの確認方法は上記の3つです。それでは具体的な確認方法を解説していきます。

XMの公式サイトで確認

XMのスワップポイントを公式サイトで確認する方法は、以下の通りです。

XMの公式サイトでスワップポイントを確認する方法
  1. XMの公式サイトの「取引」をクリック
  2. スワップポイントを確認したい商品を選ぶ
  3. 目的の銘柄のスワップポイントを確認する

XMの公式サイトでスワップポイントを確認する流れ

STEP
XMの公式サイトの「取引」をクリック
XMの公式サイトの「取引」をクリック

XMの公式サイトにアクセスしましたら「取引」の項目をクリックしてください。

STEP
スワップポイントを確認したい商品を選ぶ
スワップポイントを確認したい商品を選ぶ

続いて、XMのスワップポイントを確認したい商品を選びます。たとえば、米ドル/円等のFX通貨ペアのスワップポイントを確認したければ「FX取引」の部分をクリックします。

STEP
目的の銘柄のスワップポイントを確認する
目的の銘柄のスワップポイントを確認する

上記のように銘柄ごとの取引条件が表示され、スワップポイントは中央に記載されているため、目的の銘柄名を見つけて確認してください

XMの公式サイトのスワップポイントはドル表記になっています。日本円で確認したいときは、XMのスワップポイント計算機を使用するのがおすすめです。

 XMのスワップポイント計算機で確認

XMには「スワップポイント計算機」という便利なツールがあります。XMのスワップポイント計算機では、各銘柄のスワップポイントが簡単に計算ができます。

XMのスワップポイント計算機

XMのスワップポイント計算機の入力項目は以下の4つだけです。

XMのスワップポイント計算機の入力項目
  • 口座の基本通貨
  • 通貨ペア
  • 口座タイプ
  • ロット数量

日本円換算のスワップポイントを確認したいときは「口座の基本通貨」を「JPY」にする必要があります

それでは実際にスワップポイント計算機を使って、スワップポイントを計算してみましょう。今回は「GBP/JPY(ポンド/円)」を使用して次の条件で計算しています。

XMのスワップポイント計算機の入力例(ボンド/円)
  • 口座の基本通貨(JPY)
  • 通貨ペア(GBP/JPY(ポンド/円)
  • 口座タイプ(Standard(1ロット=100,000))
  • ロット数量(1ロット)
XMのスワップポイント計算結果

計算結果は買いポジションだと+1,280円、売りポジションだと-4,610円という結果でした。

 MT4/MT5で確認

XMの取引ツールである「MT4/MT5」からもスワップポイントが確認できます。

確認方法は次のとおりです。

XMのスワップポイントをMT4/MT5で確認する方法
  1. 「表示」→「気配値」とクリックして気配値を表示
  2. スワップポイントを確認したい銘柄の「仕様」をクリック
  3. 詳細でスワップポイントを確認

XMのスワップポイントをMT4/MT5で確認する流れ

STEP
「表示」→「気配値」とクリックして気配値を表示

はじめにXMのMT4/MT5の上部メニューから「表示」→「気配値」とクリックして、気配値を有効にしてください

STEP
スワップポイントを確認したい銘柄の「仕様」をクリック

スワップポイントを確認したい銘柄の「仕様」をクリック

気配置が有効になりましたら、気配値からスワップポイントを確認したい銘柄を右クリックし、「仕様」をクリックします

STEP
詳細でスワップポイントを確認
詳細でスワップポイントを確認

仕様をクリックすると銘柄の取引条件が表示されるため、最下部までスクロールしましょう。するとその銘柄のスワップポイントが確認できます。

XMのスワップポイントの基本ルール

XMのスワップポイントの基本ルール

ここではXMのスワップポイントの基本ルールを解説しています。

XMのスワップポイントに細かいルールがあり、理解せずに取引してしまうとスワップが付与されない、マイナスになるなどの事態も発生するため目を通しておいてください。

XMのスワップポイントの付与時間は早朝

XMのスワップポイントはニューヨーク市場のクローズ時、日本時間の早朝に発生します。具体的な時間は夏時間と冬時間によって異なり、次のとおりです。

XMのスワップポイントの付与時間
  • 夏時間:午前6時(3月~11月)
  • 冬時間:午前7時(11月~3月)

上記の時間にXMで未決済のポジションに対してスワップポイントが発生します。

たとえば、夏時間時にプラススワップを狙っているならば、午前6時より前にポジションを決済してしまうとその日のスワップポイントを得ることができません

逆に、マイナススワップを避けたい場合は、同じく午前6時より前にポジションを決済する必要があります。

XMのスワップポイントは出金できない

XMでは、スワップポイントの利益は未確定益扱いであるため、ポジションを決済しないと出金できません

XMのスワップポイントで得た利益を出金したい場合は、保有しているポジションを決済する必要があります。ポジションを決済するとスワップポイントが実現益となり、出金できるようになります。

先物CFDにはスワップポイントが付与されない

XMの先物CFDはスワップポイントの対象外であるため注意してください。

XMでは、スワップポイントは付与されませんが、以下の先物CFD銘柄で取引できます。

銘柄カテゴリー銘柄
コモディティ(商品)COCOA、COFFE、CORN、COTTO、HGCOP、SBEAN、SUGAR、WHEAT
先物貴金属PALL、PLAT
先物エネルギーBRENT, GSOIL, NGAS, OIL, OILMn
先物株価指数EU50、FRA40、GER30、JP225、SW120、UK100、US100、US30、US500、USDX、VIX

仮想通貨CFDは売り買いどらちらもマイナススワップになる

XMでは仮想通貨CFDのスワップポイントは必ず損失になります。売りと買いどちらでもマイナススワップであるため、長期保有するのには適していません。

そもそも仮想通貨は値動きが非常に荒いです。

レバレッジを掛けて取引する仮想通貨CFDは、ちょっとしたことでスワップポイント以上の損失を抱えてしまうリスクがあるため、スワップポイント取引には向いていません。

両建てするとスワップポイントがマイナスになる

同じ銘柄の売りポジションと買いポジションを同時に保有することを「両建て」と呼びます。この両建てを使って稼ぐ手法がありますが、XMでは両建てをするとスワップポイントが必ずマイナスになります

XMではどの銘柄もプラススワップよりもマイナススワップのほうが大きいです。

銘柄ロング(買)ショート(売)
USDJPY(米ドル/日本円)10.20-35.90
EURUSD(欧州ユーロ/米ドル)-7.271.13
GBPUSD(英国ポンド/米ドル)-4.08-2.98

たとえば、上記の条件で米ドル/日本円を両建てをすると「10.20(ロング)-35.90(ショート)=-25.7」となり、-25.7の損失が発生します。

このように、XMで両建てをするとスワップポイントの損失が発生してしまうため、両建て手法を取り入れるときは注意しましょう。

高スワップ通貨はリスクが高め

XMでは高スワップ通貨は利益を生む可能性がある一方で、高リスクも伴います。

高スワップ通貨とは高金利の通貨が含まれた通貨ペアを指しますが、高金利の通貨を発行しているのは新興国通貨であることが多く、価格の急変動のリスクが高いです。

高金利の通貨の代表は次のような国です。

通貨名政策金利
トルコトルコリラ50%
メキシコメキシコペソ11.0%
南アフリカ南アフリカランド8.25%
※上記金利は2024年8月時点のものを記載

上記のような新興国通貨ペアの中には、レバレッジ制限がある通貨ペアも存在するため注意してください。

XMでレバレッジ制限がある通貨ペアは以下のとおりです。

通貨ペア最大レバレッジ
EURTRY(ユーロ/トルコリラ)100倍
USDTRY(米ドル/トルコリラ)100倍
EURDKK(ユーロ/デンマーククローネ)50倍
GBPDKK(英ポンド/デンマーククローネ)50倍
USDCNH(米ドル/人民元)50倍
USDDKK(米ドル/デンマーククローネ)50倍

レバレッジ制限があると、通常の1,000倍よりもレバレッジが低くなり、必要証拠金が高くなるため取引時に拘束されるお金が多くなります

KIWAMI極口座は一部銘柄がスワップフリーになる

XMのKIWAMI極口座ではメジャー/マイナー通貨ペア、貴金属CFD等の一部銘柄がスワップフリーになるという特徴があります

XMのKIWAMI極口座のマイナススワップを防げるため、マイナススワップ方向にポジションを長期保有したいときにおすすめの口座です。

XMのKIWAMI極口座でスワップフリーの対象となる銘柄は次のとおりです。

銘柄種類銘柄
メジャー通貨ペアUSD/CAD(米ドル/カナダドル)、USD/CHF(米ドル/スイスフラン)、USD/JPY(米ドル/日本円)、CAD/CHF(カナダドル/スイスフラン)、CAD/JPY(カナダドル/日本円)、CHF/JPY(スイスフラン/日本円)、EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)、EUR/GBP(ユーロ/英国ポンド)、EUR/JPY(ユーロ/日本円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)、GBP/CAD(英国ポンド/カナダドル)、GBP/CHF(英国ポンド/スイスフラン)、GBP/JPY(英国ポンド/日本円)、GBP/USD(英国ポンド/米ドル)
マイナー通貨ペアAUD/CAD(豪ドル/カナダドル)、AUD/CHF(豪ドル/スイスフラン)、AUD/JPY(豪ドル/日本円)、AUD/NZD(豪ドル/NZドル)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)、EUR/AUD(ユーロ/豪ドル)、GBP/AUD(英国ポンド/豪ドル)、GBP/NZD(英国ポンド/NZドル)、NZD/CAD(NZドル/カナダドル)、NZD/CHF(NZドル/スイスフラン)、NZD/JPY(NZドル/日本円)、NZD/USD(NZドル/米ドル)
貴金属CFDGOLD(金/米ドル)、SILVER(銀/米ドル)、XAU/EUR(金/ユーロ)

XMのKIWAMI極口座では特定の銘柄でスワップポイント付与されませんが、この特徴を活かせば長期トレード時のマイナススワップを防止できます。とくに金利差が大きい通貨ペアでマイナススワップのある方向に取引したいときには有効になります

また、KIWAMI極口座は低スプッレド&取引手数料無料なのもメリットです。XMで最も短期トレードがしやすい口座タイプであるため、デイトレーダーやスキャルピングをするのもおすすめです。

株式CFDはスワップポイントと配当金が貰える

XMでは世界中の個別株や株価指数をトレードできる株式CFDがあります。

XMの株式CFD取引では、スワップポイントが付与されるだけでなく配当金も貰えます

企業から株式の配当金相当額が取引口座に反映されるため、スワップポイントと配当金の二重取りが可能です。

XMのスワップポイントをランキングで比較

XMのスワップポイントをランキングで比較

ここからは、XMのスワップポイントを銘柄別、ドル/円、業者別にランキング形式で比較していきます。

XMではどの通貨ペアが有利なスワップポイントを提供しているのか、他の業者と比べてXMのスワップポイントがどうなのか明確になるため参考にしてください。

XMの銘柄別スワップポイントランキング

XMでスワップポイントが高い銘柄は次の4つです。

順位銘柄ポジションスワップポイント
1位EURTRY(ユーロ/トルコリラ)ショート約2,962円
2位EURHUF(ユーロ/フォリント)ショート約1,616円
3位USDHUF(米ドル/フォリント)ショート約1,239円
4位GBPJPY(ボンド/円)ロング約1,195円

XMで最もスワップポイントが高い銘柄は「EURTRY(ユーロ/トルコリラ)」であり、1ロットでの取引だと1日あたり約2,962円が得られます。

ドル円のスワップポイントランキング

XMのドル円のスワップポイントを人気の海外FX業者4社と比較してみました。

順位業者名スワップポイント
1位iFOREX1,277円
2位TitanFX1,191円
3位XM1,116円
4位AXIORY 876円
5位ThreeTrader643円

iFOREXが1,277円と一番高いですが、XMも1,116円と比較的高い数値となっています。

ただし、スワップポイントは日によって変動します。業者によっては付与タイミングの関係で増減しているケースもあるため、1日だけではなく、何日か確認してから判断するのがおすすめです。

業者別スワップポイントランキング

海外FXでスワップポイントが高い通貨ペアを業者別にランキングにしてXMと比較しました。

今回は「ThreeTrader」・「FXGT」・「AXIORY」の3社を選んでいます。

比較する通貨ペアはこの3つです。

海外FXでスワップポイントが高い通貨ペア一覧
  • EURTRY(ユーロトルコリラ)
  • USDTRY(米ドルトルコリラ)
  • GBPJPY(英ポンド円)

まずはEURTRY(ユーロトルコリラ)から確認していきます。

順位業者名スワップポイント
1位ThreeTrader3,217円
2位XM3,038円
3位Axiory1,846円
4位FXGT377円

続いてUSDTRY(米ドルトルコリラ)です。

順位業者名スワップポイント
1位ThreeTrader1,433円
2位FXGT1,146円
3位XM1,091円
4位Axiory530円

最後にGBPJPY(英ポンド円)です。

順位業者名スワップポイント
1位ThreeTrader1,621円
2位XM1,280円
3位Axiory1,087円
4位FXGT757円

各社との比較結果から、XMのスワップポイントは中間に位置していることが分かります。

飛びぬけて高いわけではありませんが、比較的高い部類にあるため、スワップポイントで安心して稼ぎやすい業者と言えます。

 XMのスワップポイントを活用して稼ぐためのコツ

XMのスワップポイントを活用して稼ぐためのコツ

XMのスワップポイントでは、上記4つのポイントをを抑えておけば、効率的かつ失敗せずに稼ぎやすくなります。

それぞれ詳しく確認していきましょう。

金利差のある通貨ペアを長期保有する

XMのスワップポイントは通貨ペアの金利差に基づいて計算されるため、金利差が大きいほど得られる利益も大きくなります

1日あたりのスワップポイントは少額なので、長期保有することで利益の増大が見込めます

たとえば、米ドル/円だと金利差は5.40%あるものの、1万通貨だと1日あたり111.6円です。

短期だと大した利益にならないため、スワップポイント狙いの取引は長期保有が前提です。

また、金利の高い国と金利の安い国の通貨ペアを長期保有するのがスワップポイントで稼ぐコツのひとつです。

XMで初心者におすすめの通貨ペアは以下の5つです。

通貨ペア名金利差
米ドル/円5.40%
ニュージーランドドル/円5.40%
ボンド/円5.15%
カナダドル/円4.65%
オーストラリアドル/円4.25%
金利2024年8時点ものを記載

これらの通貨ペアは金利差もありつつ、メジャーな通貨ペアであるため値動きもある程度安定しており、初心者にも扱いやすいです。

為替差益で負けないように安値で買う

XMのスワップポイントで利益を得ても、それ以上の損失が為替差益で発生すると赤字になります。そうした事態を防ぐにはできる限り安値で買うのが大事です。

高値で買うとその後の価格下落で大きな損失を被る可能性が高まりますが、安値で買えば、その後の価格上昇で為替差益を得やすくなり、スワップポイントの利益も守りやすくなります

たとえば、週足や月足のような長期チャートを分析し、過去に価格が下げ止まった水準で買うのが効率的です。

価格が下げ止まった水準で買う

為替の場合、一定のレンジで動いており、とくに下値は限界があります。安い価格で買うほど有利な位置でのエントリーとなり、その後の価格下落に巻き込まれるリスクを減らせます。

とはいえ、「そんな低い位置まで下落するのは待っていられない!」という人も多いでしょう。

XMで上昇トレンドの通貨ペアを取引したいときは、以下のチャートのように「押し目買い」という方法をするのがおすすめです。

押し目買い

上昇中の一時的な下落でエントリーすることで買値を有利にでき、高値掴みも避けやすくなります

なお、売りのスワップポイントを狙うときは買いとは逆で高値で買うようにしましょう。ただし、上値には天井がなく買いのときよりリスクが高いため注意してください

ロット数を上げ過ぎない

XMでロット数(取引量)を過剰に上げると相場変動によるリスクが増大し、スワップポイントでせっかく稼いだ利益を一瞬で失う可能性があります

ロットの大きさ=損益の大きさ」です。

XMで1ロット(10万通貨)の取引をすると、相場が1ピップス動くたびに10ドルの変動があります。10ドルはドル/円レートが160円なら1,600円です。

それに対して1ロット取引時のスワップポイントは大体1,000円程度なので、相場が1ピップス動くだけで1日のスワップポイントがすべて吹き飛んでしまうのです。

スワップポイント取引は長期保有であるため、スイスフランショックやコロナショックなどの相場の急変動に巻き込まれるリスクがあります。

ロット数を上げ過ぎているときに相場が急変動すると、大きな損失を出してそれまで詰み合あげたスワップポイントが消えてしまう可能性があります。

スワップポイント取引は資金量にもよりますが、基本的にロット数は0.1~0.3ロット程度(1万通貨~3万通貨)に抑えておくのがおすすめです。

XMのスワップポイント3倍デーを活用する

XMでは水曜日には週末分を含めた3日分のスワップポイントがまとめて加算される「XMのスワップポイント3倍デー」があります。

水曜日にポジションを翌日へ持ち越しすれば、土・日・水と3日分のスワップポイントを獲得でき、短期間でより多くのスワップポイントを得ることができます。

XMのスワップポイント3倍デーを活用すれば、値動きが荒く長期保有するのは不安がある高金利通貨ペアでもスワップポイントで稼ぎやすいです

たとえば、ドル/トルコリラリラのような高金利通貨ペアで水曜日にエントリーして、翌日スワップポイントが反映されたら決済するという手法が使えます。特に値動きがおとなしい時期であれば、より有効に機能するでしょう。

ただし、XMではマイナススワップもスワップポイント3倍デーの対象であるため、マイナススワップの方向に取引するときは注意してください。

XMのスワップポイントでよくある質問

XMのスワップポイントでよくある質問

XMのスワップポイントは悪い?

XMのスワップポイントはマイナススワップの金額が大きめですが、決して悪いというわけではありません。

長期保有するのであればマイナススワップのない方向にポジションを持つか、スワップフリーのKIWAMI極口座を使用すると良いでしょう。

XMでスワップポイントが両方マイナスになるのはなぜ?対処法はある?

XMでスワップポイントが両方マイナスになるのは独自設定の影響です。XMに限らずFX業者は各国の金利差に手数料を含めているため、通貨ペアによってはスワップポイントが両方マイナスになるケースがあります。

XMでは、KIWAMI極口座を利用すれば対処可能です。XMのKIWAMI極口座は特定の銘柄がスワップフリーであるため、売り買いどちらでもマイナススワップを気にせずに取引できます。

XMでは土日もスワップポイントが付与される?

XMでは土日を含めて毎日スワップポイントが付与されます。ただし、スワップポイントの判定時間までに決済してしまうと付与されないため気を付けてください。

 XMでスワップポイントがつかない原因は?

XMでスワップポイントがつかない原因は、次の2つが考えられます。

XMでスワップポイントがつかないおもな原因
  • KIWAMI極口座で取引している
  • スワップポイントの対象外の銘柄で取引している

XMのKIWAMI極口座では一部銘柄がスワップフリーであるため、対象銘柄を取引しているとスワップポイントが得られません。

また、XMのCFD銘柄の中にはスワップポイントがつかない銘柄もあります。たとえば、コモディティや貴金属の先物CFDにはスワップポイントが発生しません。

XMはスワップポイントがマイナスでもゼロカットの対象?

XMではスワップポイントによって口座残高にマイナスが発生したときでもゼロカットの対象です。スワップポイントのマイナス分は追加入金しなくて良いため安心してください。

XMにはスワップポイントカレンダーはないの?

XMには残念ながら国内業者のようなスワップポイントカレンダーはありません。最新のスワップポイントについては、XMの公式サイトで確認可能です。

XMのスワップポイントまとめ

XMのスワップポイントまとめ

XMではポジションを日を跨いで保有するとでスワップポイントが発生し、うまく活用すれば利益を拡大できます

ただし、マイナススワップ発生する、スワップポイントは出金できない、付与されない銘柄があるなど、XMのスワップポイントにはルールがあるので注意しましょう。

XMでスワップポイントの取引をするメリットは次のとおりです。

XMのスワップポイント取引のメリット
  • スワップポイントが海外FXの中で比較的高め
  • KIWAMI極口座は一部銘柄でマイナススワップを防止しながら取引できる
  • 株式CFDはスワップポイントと配当金の二重取りができる
  • 取扱銘柄が多いため自分のスタイルに合った取引ができる

今なら新規口座開設で豪華なボーナスを得られるキャンペーン中なので、この機会にXMでスワップポイントを活用した効果的な取引を始めてみてはいかがでしょうか。

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