XMの無料VPSの使い方!条件や設定方法も解説

XMの無料VPSの使い方!条件や設定方法も解説

XMでは、一定の条件を満たすことで「VPS(仮想専用サーバー)」を無料で利用できます。

VPSを使うと、EA(自動売買プログラム)を24時間サーバー上で稼働させたり、通信遅延を減らして約定力を高めたりと、FX取引の安定性と効率を大きく向上させることが可能です。

特に自動売買やスキャルピングを行うトレーダーにとって、XMのVPSは欠かせないサービスといえるでしょう。

この記事では、XMのVPSの基本スペックから無料で使うための条件、実際の使い方や利用時の注意点まで詳しく解説します。

XMのVPSを活用してハイスペックな取引環境を整えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

なお、XMの無料VPSを使うためにはXMのリアル口座が必要です。まだ口座を持っていない方は、XMの口座開設方法を参考に登録を済ませておきましょう!

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目次

XMのVPSとは

XMのVPSとは

XMのVPSとは、トレード専用に提供される「仮想専用サーバー(Virtual Private Server)」のことです。

自分のパソコンを使わなくても、XMが用意した安定したサーバー上でMT4やMT5を動かせるため、24時間EA(自動売買)を稼働させることができます。

特に自動売買やスキャルピングを行うトレーダーにとっては、通信の安定性や約定スピードの向上が期待できるため、VPSの導入は取引環境を整えるうえで重要な要素です。

まずは、XMで使えるVPSの性能や利用環境についえ解説していきます。

XMのVPSの基本スペック

XMのVPSは、世界中の拠点からトレード用のサーバーを提供しているBeeks社のサーバーを利用できます。

ロンドンにあるXMのデータセンターからわずか1.5kmの距離にサーバーがあり、遅延が少ない接続環境が構築されているため、高速接続による高い約定力を実現しています。

サーバーのスペックは以下の通りで、EAの同時稼働や複数チャートの分析にも十分対応可能です。

項目スペック
OSWindows2022
CPU1vCPU
メモリ2.5GB
HDD30GB
サーバー設置場所ロンドン

標準的なスペックのVPSのため、高負荷のEAを複数同時稼働させたり、画像解析やAiアルゴリズムを組み込んだ高度なEAをを稼働させる場合は、有料のCPU2~4コア・メモリ4GB以上のVPSを選ぶのがよいでしょう。

複数口座で同時に利用できる

XMのVPSは、同一アカウント内であれば複数の取引口座を同時に接続して利用することができます。

たとえば、メイン口座でEAを稼働させながら、サブ口座で別の戦略を検証することも可能です。

MT4やMT5を複数起動しても、サーバー上で動作するため自分のパソコンに負荷はかかりません。

これにより、自動売買を行いながら裁量トレードを行うなど、柔軟な運用スタイルを実現できます。

XMでの複数口座の運用や追加口座の作成方法については、「XMの追加口座の開設方法」で解説しているので参考にしてみてください。

日本語でサポートを受けられる

XMのVPSは、海外サービスでありながら日本語でのサポートに対応しています。

VPSの接続の手順はXMの公式サイトで日本語ガイドが用意されており、手順通りに進めるだけで簡単に接続を完了できます。

VPS利用申請後にトラブルが発生した際や設定方法がわからない場合、サポートはBeeksFX社から直接受けることになります。BeeksFXのサポートも日本語対応しているので、英語が苦手な方も安心です。

なお、XMのサポートに問い合わせる手順については、「XMの日本語サポートの問い合わせ方法」をご参照ください。

XMのFX取引でVPSを使うメリット

XMのFX取引でVPSを使うメリット

ここでは、XMのVPSを活用することで得られる具体的なメリットを4つ紹介します。

24時間EAを動かせる

XMのVPSを利用する最大のメリットは、EA(自動売買プログラム)を24時間稼働させられることです。

自宅のパソコンでMT4やMT5を起動し続ける必要がなく、サーバー上でEAが稼働するため、夜間や外出中でも自動でトレードが行われます。

これにより、寝ている間や仕事中などパソコンを操作できない時間帯でもチャンスを逃さず、設定したルール通りの取引を続けることが可能です。

さらに、XMのVPSは高い稼働率(99.9%以上)を誇るため、サーバー停止による取引中断のリスクもほとんどありません。

安定した自動売買環境を求めるトレーダーにとって、XMのVPSは非常に有効なツールといえます。

なお、XMのEAについては、「XMは自動売買(EA)がおすすめ!設定方法・使い方や禁止事項を解説」の記事で詳しくまとめています。

約定力が向上する

XMのVPSを利用することで、約定力が向上することもメリットの1つです。

VPSはXMのデータセンターから1.5kmの場所に設置されており、通信遅延(レイテンシ)が非常に短くなります。

自宅のインターネット環境から直接接続する場合、地域や回線状況によっては数百ミリ秒の遅延が発生することもありますが、VPS経由ではわずか数ミリ秒で注文が処理されます。

その結果、スリッページの軽減やリクオートの発生率低下など、実際のトレード品質が向上します。

特にスキャルピングのような数秒単位の短期売買を行うトレーダーにとって、この通信速度の差は大きなアドバンテージとなるでしょう

わずかな約定スピードの差が収益に直結する場面でも、VPSが強力なサポートとなります。

停電時にEAが止まるリスクを回避できる

XMのVPSを使うことで、自宅やオフィスで発生する停電・通信障害によるEAの停止リスクを回避できます。

VPSは海外のデータセンターで安定した稼働が維持できるよう、停電リスクにも対策がとられています。

自宅PCでEAを稼働させている場合、停電や回線トラブル、パソコンのスリープ状態などで取引が止まってしまう可能性があります。

一方、VPS上では常にサーバーが稼働しているため、そうしたトラブルの影響を受けることなく、24時間自動でトレードの継続が可能です。

スマホでもPCと同じ設定でMT4/MT5が使える

XMのVPSを利用すれば、スマートフォンからでもPCと同じ設定のMT4/MT5環境にアクセスできます。

VPS上にインストールしたMT4やEAはサーバー上で稼働しているため、スマホからリモート接続するだけで同一環境をそのまま操作可能です。

EAの停止や再起動、設定変更もスマホから行えるため、どこにいても迅速に対応でき、パソコンを持ち歩かなくてもリアルタイムで取引を管理できます。

たとえば、外出先でポジションの確認やEAの稼働状況をチェックしたい場合でも、スマホのリモートデスクトップアプリを使えば簡単にアクセスできます。

VPS利用でPCでもスマホでも同じ環境で取引できるイメージ

VPSを利用しない場合、PCとスマホでそれぞれ取引ソフトが異なるため、取引環境も別々になってしまいますが、VPSを利用することで、PCでもスマホでも常に同じ環境で取引ができるのです。

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XMのVPSを無料で使う条件

XMのVPSを無料で使う条件

通常VPSの利用には月額料金がかかりますが、XMでは2つの条件を満たすことで無料で利用することができます。

ここでは、XMのVPSを無料で使うための条件と料金体系について解説します。

口座残高が1,000ドル以上ある

XMのVPSを無料で利用するための1つ目の条件は、「口座残高が1,000ドル(または相当額)以上あること」です。

残高はアカウント単位で管理され、リアル口座(スタンダード・マイクロ・ゼロ口座・KIWAMI極口座いずれも対象)の合計金額で判定されます。

複数口座を保有している場合は、それぞれの残高を合算した総額が1,000ドルを超えていれば条件を満たします。

ボーナス分は残高に含まれないため、実際の入金額で1,000ドル以上を維持しておくことが重要です。

直近30日で往復5ロット以上取引している

XMのVPSを無料で利用するための2つ目の条件は、「直近30日間に往復5スタンダードロット(または往復500マイクロロット)以上の取引を行っていること」です。

VPS無料利用の資格は毎月1日に更新されるので、1日を迎えた時点で直近30日の取引量が往復5ロットを超えていたらその月はVPSが無料になります。

「往復5ロット」とは、1ロットを売買(エントリーと決済)した取引を1往復としてカウントします。

0.5スタンダードロットの取引を10回行うなど、細かい単位の取引を繰り返して総取引量が条件を満たした場合も無料でVPS利用が可能です。

対象はFX通貨ペアだけでなく、ゴールド、シルバーの取引も含まれます。

VPSの無料利用条件の取引量にカウントされる銘柄

銘柄無料VPS利用条件へのカウント
通貨ペア、ゴールド、シルバー対象
仮想通貨CFD、株式デリバティブ、コモディティ、株式指数、テーマ型指数、エネルギー対象外

無料条件がそろわなくても利用料を払えば利用可能

XMのVPSを無料で利用するには、条件(口座残高1,000ドル以上かつ直近30日で往復5ロット以上の取引)を満たしている必要があります。

ただし、無料利用の条件を満たしていない場合でも、利用料を支払えばVPSを利用することができます。

有料利用時の料金は月額28ドルで、取引口座の資金から自動的に引き落とされます。

EAを継続利用したいトレーダーや安定した環境で取引をしたいトレーダーにとっては、VPSは有料でも十分に価値のあるサービスです。

有料VPSサービスをリクエストする時点で、口座残高が28ドル(もしくは相当額)以上ある必要があります。

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XMのVPSを他社と比較

XMのVPSを他社と比較

XM以外にもVPSを提供している海外FX業者はいくつかあります。

XMのVPSは他社と比較してどうなのか、他の主要な海外FX業者のVPSのスペックを一覧にしました。

海外FX業者CPUメモリHDD/SSDVPS会社無料条件無料条件未達の場合
XM1コア1.3GB25GBBeeksFX・口座残高1,000ドル
・直近30日で往復5ロットの取引実績
28ドルの利用料
Exness1コア1GB10GB記載なし・100ドル以上の余剰証拠金
・直近30日で往復5ロットの取引実績
利用停止
FXGT1コア3GB16GBMetaQuotes・口座残高3,000ドル
・直近30日で往復5ロットの取引実績
利用停止
HFM1コア1.3GB25GBBeeksFX・過去30日間に400ドル以上の純粋な入金があること
・過去30日間に2ロット以上の取引実績があること
・条件未達の場合は月25ドルで利用可能
30ドルの利用料金
IS6FX1コア1GB40GBIS6 Technologies Ltd口座残高50万円以上28ドルの利用料金

VPSのスペックで最も気になるのがどれだけの数のEAを稼働させられるかですが、これはメモリで判断できます。

XMのVPSのメモリは他社とほとんど同等のレベルが確保されています。

メモリは稼働させられるEAの数に影響し、EA選びでもっとも重要な要素です。CPUは主に表示できるインジケーターの数、HDDはバックテストデータを保存できる量に関係があります。

また「口座残高1,000ドル」かつ「直近30日で5ロットの取引」という無料利用条件は他の業者よりも満たしやすい条件です。

さらに、もし無料条件を満たせない場合も28ドル払えば利用が続けられるため、安心して取引できることもメリットと言えるでしょう。

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XMのVPSの使い方

XMのVPSの使い方

XMのVPSを利用するためには、事前に申請を行う必要があります。

ここでは、XMのVPSの利用を申請してログインするまでの手順を解説します。

XMのVPS申請とログイン手順

STEP
XMにログインする

XMの会員ページにログインします。

XMのログイン画面
STEP
メニューからVPSを選択

マイページの画面左端のメニューの「VPS」をクリックします。

メニューが折りたたまれた状態になっている場合は、「さらに表示する」、「取引ツール」の順で展開すると「VPS」が表示されます。

XMのマイページのメニュー
STEP
VPSの利用申請を行う

VPSの利用申請ページが開くので、利用規約を確認し、「VPSをリクエストする」をクリックします。

口座残高が28ドル未満の場合は以下のように「入金」のみが表示されるので、先に入金を完了させておきましょう。

VPS利用申請

XMの口座に入金する手順については、XMの入金方法まとめを参考にしてください。

STEP
Beeks社からの通知を受け取る

リクエスト後、Beeks社から24時間以内にリクエスト完了通知がメールで届きます。

24時間以上たっても通知が届かない場合は、迷惑メールフォルダにメールが入っていないか確認してみてください。

メールアドレスは「no-reply@beeksgroup.com」、件名は「Welcome to Beeks Group-VPS-BRONZE Package(XMTrading -ID)」です。

STEP
Beeks社からのメールでログイン情報を確認する

その後、Beeks社側の手続きが完了すると「Welcome to Beeks Financial Cloud」という件名の設定完了メールが届きます。

VPS接続に必要なユーザー名と初期パスワードが記載されているので、控えておきましょう。

STEP
RDPファイルをダウンロードする

続いて、リモートデスクトップ接続の情報が記載されたRDPファイルを、メール内の「Download RDP File」からダウンロードします。

RDPファイルとは、Windowsのリモートデスクトップ接続(Remote Desktop Protocol, RDP)で使用される設定ファイルで、主に拡張子「.rdp」を持ちます。

RDPファイルには、接続先のIPアドレスやコンピュータ名、ポート番号、アカウント情報、表示設定などのリモートデスクトップ接続に必要な情報がまとめて記載されています。

STEP
VPS接続を開始する

RDPファイルのダウンロードが完了したら、デスクトップの「Beeksfx」のアイコンをクリックします。

ウィンドウが開いたら、チェックボックスにチェックを入れ「接続」をクリックします。

STEP
VPSにログインする

ログイン画面が表示されるので、STEP1のメールに記載されていたユーザー名とパスワードを入力してログインします。

STEP
XM のMT4/MT5をVPS上でダウンロード・インストールする

VPS上でブラウザを使い、XMの公式サイトからXM用のMT4/MT5をダウンロードし、インストールします。

XMのMT4/MT5のダウンロード・インストールの方法は、下記記事で解説しているので参考にしてみてください。

STEP
MT4/MT5にログインする

MT4/MT5のアイコンをダブルクリックし、ログイン画面を開きます。

ご自身のXMの口座のサーバー番号を選択肢、ログインIDとパスワードを入力してログインします。

以上の操作で、XMのVPSにログインし、MT4/MT5を利用することができます。

XMのVPSでEAを稼働させる方法

XMのVPSでEAを稼働させる方法

ここでは、XMのVPSでEAを稼働させる方法を解説します。

まずはVPSへの接続とMT4/MT5へのログインを済ませておきましょう。

XMのVPSでEAを稼働させる手順

STEP
MT4/MT5のデータフォルダを開く

MT4/MT5のツールバーの「ファイル」の中の「データフォルダを開く」をクリックし、データフォルダを開きます。

データフォルダを開く
STEP
「Experts」フォルダを開く

データフォルダを開くと以下のような状態になるので、「MQL4」(MT5の場合MQL5)をダブルクリックして開きます。

MQL4

MQL4の中の「Experts」のフォルダを開きます。

Experts
STEP
EAを追加

EAファイルを先ほど開いた「Experts」フォルダに移動させます。

ご自身のPCに保存してあるEAファイルを利用する場合は、ご自身のPCからGoogleドライブなどのオンラインストレージへ一度保存し、VPSのリモートデスクトップからダウンロードすることでデータの受け渡しができます。

オンラインストレージを利用
STEP
EAを適用

MT4/MT5の画面左の「ナビゲータ」の中の「エキスパートアドバイザ」を右クリックし、「更新」をクリックします。

エキスパートアドバイザを更新

更新を行うことで、先ほど「Experts」フォルダに移動させたEAが表示されます。

「ナビゲータ」が表示されていない場合は、ツールバーの「表示」の中の「ナビゲータ」をクリックします。

適用したいEAをチャートへドラッグ&ドロップしEAを適用します。

EAをドラッグ&ドロップ

これで、XMのVPSでEAを稼働させることができます。

XMのFX取引でVPSを使う際の注意点

XMのFX取引でVPSを使う際の注意点

ここでは、XMのVPSを利用するうえで注意すべき点と、トラブルを未然に防ぐための対策を解説します。

無料条件を満たさずに使うと料金が発生する

XMのVPSは、以下の条件を満たすことで無料で利用できますが、条件を満たさなくなった場合は自動的に有料プランへ移行し、月額約28ドルの利用料が発生します。

  • 口座残高1,000ドル以上
  • 直近30日間で取引量が往復5ロット以上

VPSの無料利用資格は毎月1日に更新されます。

無料でVPS利用していた場合でも、更新の1日時点で口座残高が1,000ドルを下回っていたり、直近30日の取引量が5スタンダードロット(500マイクロロット)を下回っていると、その月はVPSの利用料を支払わなければいけません。

VPSの利用料金は、取引口座の残高から自動で差し引かれる仕組みです。条件を満たさないまま放置しておくと、気づかないうちに月額料金が差し引かれてしまうこともあるため注意しましょう。

ボーナスのクレジットは残高としてカウントされません。入金した資金と利益額で1,000ドルを超える必要があります。

ネット環境や取引スタイルによってはメリットがない

VPSは非常に便利なツールですが、すべてのトレーダーにとって必須というわけではありません。

自宅や職場のネット回線が安定しており、裁量トレード(EAではなくトレーダー自身が注文を出す)を中心に行うスタイルであれば、VPSがなくても問題なく取引を行えます。

EA(自動売買)を利用しないトレーダーや、スイングトレードなど長期的なポジションを取るスタイルの場合は、常時サーバーを稼働させる必要がないため、VPSの恩恵を受けにくいです。

VPSはあくまで「24時間自動で取引を継続する」「通信遅延を最小限にする」といった目的に特化しています。

自身のトレードスタイルや取引時間帯を考慮し、コストと利便性のバランスを見て導入を判断することが大切です。

VPSサーバーの再起動・停止によりEAが停止する場合がある

XMのVPSは高い稼働率を誇りますが、Beeks社が行うVPSサーバーのメンテナンスや再起動などにより、一時的にEAが停止することがあります。

これはVPS特有の現象であり、ユーザー側の操作ミスでなくても発生する場合があります。

EAが停止すると、その間の自動売買は行われません。

通常であればEAが自動で決済する条件がそろっていても、EAが停止している場合は自動決済が行われず、ポジションはそのまま保有され続けます。

再接続後にMT4/MT5を立ち上げ直さないとEAが再稼働しないため、特に長期稼働を前提とするEAを使用している場合は注意が必要です。

リスクを避けるためには、VPSの再起動スケジュールを定期的に確認し、メンテナンス直後には必ずEAの稼働状況をチェックする習慣をつけましょう。

XMのVPSの解約方法

XMのVPSの解約方法

ここでは、XMのVPSの解約方法について解説します。

なお、毎月1日の更新タイミングで、VPS利用料の28ドル相当が口座に残っていない場合は自動的に解約されます。

口座残高があり有料で利用したくない場合は、以下の手順で解約しておきましょう。

XMのVPSの解約方法

STEP
XMの会員ページにログイン

XMの会員ページにログインします。

XMログイン画面
STEP
メニューからVPSを選択

マイページの画面左端のメニューの「VPS」をクリックします。

メニューが折りたたまれた状態になっている場合は、「さらに表示する」、「取引ツール」の順で展開すると「VPS」が表示されます。

XM会員ページのメニュー
STEP
VPS取消をリクエストする

仮想専用サーバー(VPS)のページが開くので、その中にある「サービスを取り消す」ボタンをクリックすればVPSの利用停止の手続きが完了します。

有料でVPSを利用していた場合、月の途中で解約しても残り日数に応じた返金は受けられません。

XMのVPSのよくある質問

XMのVPSのよくある質問

XMの無料VPSは誰でも使えますか?

XMの無料VPSは、XMのユーザーであれば誰でも使うことができます。

口座残高が1,000ドル以上あり、直近30日間で往復5ロット以上の取引を行っている状態で、VPSの利用申請をすると無料でVPSを利用できます。

無料の条件を満たしていない場合でも、有料(月額28ドル)で利用することは可能です。

XMの無料VPSはMT4でも使えますか?

はい、XMの無料VPSはMT4(MetaTrader 4)でも問題なく利用できます。

VPS上にMT4をインストールし、通常どおりログイン情報を入力するだけで、自宅PCと同じ環境でトレードを行うことが可能です。

XMのVPSの無料条件は何ですか?

XMのVPSを無料で利用するための条件は、「口座残高が1,000ドル(または相当額)以上」かつ「直近30日以内に往復5ロット以上の取引を行っていること」です。

条件を満たさなくなると翌月から自動的に有料(28ドル/月)へ切り替わる仕組みです。

なお、残高に含まれるのは実際の入金額のみで、ボーナス分は対象外となります。

XMのVPSはEAをいくつ稼働できますか?

XMのVPSでは、1台のサーバー上で複数のEAを同時に稼働させることが可能です。

一般的なEAであれば3〜5個程度は問題なく動作しますが、EAの種類や処理負荷によって同時稼働できる数は変わります。

価格データを頻繁に取得する高負荷型EAや、複数の通貨ペアを監視するEAを多く動かす場合は、サーバーのリソース使用率に注意が必要です。

もし動作が重くなる、応答が遅くなるなどの症状が出た場合は、EAの数を減らすことを検討しましょう。

XMのVPSはどうやったら解約できますか?

XMのVPSを解約するには、XMの会員ページから手続きが可能です。

ログイン後に「VPS」をクリックして「仮想通貨サーバー(VPS)」のページを開きます。

VPS利用中の場合、「VPS取消をリクエストする」という項目が表示されているので、「サービスを取り消す」ボタンをクリックすることで解約手続きが完了します。

また、無料条件を満たせず口座残高が28ドル未満の場合は自動解約され、解約手続きは必要ありません。

XM以外に無料VPSを使える海外FX業者はありますか?

はい、XM以外にも無料でVPSを提供している海外FX業者はいくつかあります。

TitanFX、FXGT、HFMなどの海外FX業者ではXMと同様に条件を満たせば無料で利用できるVPSサービスを提供しています。

XMは無料の条件が他社と比べて達成しやすく、日本語サポートも充実しているため、初心者やEA運用をこれから始めたい人にとって利用しやすい環境です。

他社のVPSを検討する際も、サポート体制と接続の安定性を重視するとよいでしょう。

XMのVPSに接続できないのですがどうすればいいですか?

XMのVPSに接続できない場合は、まず基本的な接続設定とネットワーク環境を確認しましょう。

考えられる原因は、ログイン情報(IPアドレス・ユーザー名・パスワード)の入力ミスや、インターネット接続の一時的な不安定さによるものです。

Windowsの場合は「リモートデスクトップ接続」アプリを使用し、正しい接続情報を入力しているか確認、Macやスマホで接続する場合は、専用アプリ(Microsoft Remote Desktopなど)の設定内容を再チェックしてください。

それでも接続できない場合は、VPSの再起動やXMサポートへの問い合わせを行いましょう。

VPS側でメンテナンスが行われている場合や、無料条件を外れて一時的にアカウントが停止されている場合もあります。

XMのVPSはどのような人におすすめですか?

XMのVPSは、EA(自動売買)を活用しているトレーダーや、スキャルピングなど短期売買を行うトレーダーにおすすめです。

VPS上でEAを稼働させることで、24時間安定してEAで取引を行うことができます。

また、VPSを利用することで通信速度が向上し、約定力が高まります。

さらに、スマホからでもVPSにアクセスできるため、外出中にEAの動作確認や手動決済を行いたいトレーダーにとっても便利です。

XMのVPSは複数口座で使えますか?

はい、XMのVPSは同一名義の複数口座で同時に利用できます。

1台のVPS上で複数のMT4またはMT5を起動し、それぞれ別の口座にログインしてEAを稼働させることが可能です。

たとえば、1つの口座ではスキャルピング系EA、もう1つの口座では長期トレンドフォローEAを稼働させるといった運用も可能です。

ただし、VPSのリソース(CPUやメモリ)には上限があるため、あまりに多くの口座やEAを同時に動かすと処理が遅くなる場合があります。

3〜5口座程度を目安に稼働させると安定した動作を維持できます。

XMのVPSの評判はいいですか?

XMのVPSは、利用者から特に通信の速さで高評価を得ています。

XMのデータセンターとVPSを提供するBeeks社のサーバーはともにロンドンにあります。

通信の速さはサーバー同士の距離が影響するため、日本のパソコンから通信する場合よりも応答速度が上がり、トレードに有利な環境を作ることができます。

XMのVPSの料金はいくらですか?

XMのVPSを有料で利用する場合、月額28ドルの料金が取引口座から自動的に引き落とされます。

「口座残高が1,000ドル(または相当額)以上」で「直近30日以内に往復5ロット以上の取引を行っていること」という条件を満たせば、無料で利用することができます。

XMのVPSはスマホでも使えますか?

はい、XMのVPSはスマートフォンからでも利用可能です。

スマホに「Microsoft Remote Desktop」などのリモートデスクトップアプリをインストールし、Beeks社から届く接続情報(IPアドレス・ユーザー名・パスワード)を入力すれば、VPSへアクセスできます。

スマホからアクセスすれば、VPS上で稼働しているMT4/MT5を確認したり、EAの停止・再起動を行うことも可能です。

XMのVPSは日本語対応していますか?

はい、XMのVPSは日本語に対応しています。

VPSの申込みから接続設定、トラブル対応に至るまで、すべて日本語でサポートを受けられるため、英語が苦手な方でも安心して利用できます。

XMのVPSのまとめ

XMのVPSのまとめ

XMのVPSは、「口座残高1,000ドル以上・直近30日で往復5ロット以上の取引」という条件を満たせば無料で利用できます。

条件を満たせない場合でも月額28ドルを支払えば利用可能で、Beeks社のVPSを利用して、EAを24時間稼働させたり低遅延の取引環境を実現することができます。

EAトレードを本格的に運用したい方や、通信安定性を重視するトレーダーは、ぜひXMのVPSを活用してみてください!

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