XMでは経済指標発表時のトレードが禁止されておらず、値動きが激しくなるタイミングを狙って利益を得ることが可能です。
しかし、経済指標トレードの手法によってはXMの禁止事項に該当してしまったり、スプレッドの拡大やスリッページで損失を出すリスクもあるため注意が必要です。
本記事では、XMの経済指標トレードで利益を出すための戦略や注意点、取引で欠かせない経済指標カレンダーの使い方について詳しく解説します。
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XMでは経済指標トレードは禁止ではない

XMでは、経済指標発表時の取引は禁止されておらず、トレーダーは自由に取引を行うことができます。
XMの公式サイトでも、「ニュース発表時の取引は可能ですか?」という問いに「はい」と回答しています。

他の業者では経済指標トレードや短期取引を禁止していることもありますが、XMでは最大1,000倍のレバレッジを活用して、指標発表時に大きな利益を狙うことが可能です。
ただし、経済指標発表のタイミングだけを狙ったハイレバレッジの取引を繰り返すことは、ゼロカットシステムの悪用と見なされ、規約違反となるリスクがあるので注意しましょう。
XMの禁止事項については、「XMの禁止事項は9つ!利用規約違反になる取引とペナルティを解説」の記事でまとめていますので参考にしてください。
XMの経済指標カレンダーの使い方

XMの公式サイトでは経済指標カレンダーを無料で提供しており、発表予定の指標や重要度を確認することができます。
ここでは、経済指標カレンダーの使い方について詳しく解説していきます。
経済指標カレンダーとは
経済指標カレンダーとは、各国の経済指標発表のスケジュールや予想数値、過去の結果などを一覧で確認できるツールです。
FX市場は経済指標によって大きく変動するため、XMの取引においても経済指標発表を把握しておくことは非常に重要です。
XMでは経済指標カレンダーが確認できるので、米雇用統計やFOMC、ECB政策金利など、市場に大きな影響を与えるタイミングで大きな利益を狙うことができます。
経済指標カレンダーの見方
XMの経済指標カレンダーは、XMの公式サイトから「取引ツール」を選択し、「経済指標カレンダー」をクリックすると見ることができます。

XMの経済指標カレンダーを開くと、以下のように表示されます。

項目ごとの内容は以下の通りです。
- 発表日時:経済指標の発表予定時刻ですべて日本時間で表示されます。
- 国名・通貨:発表国と関連する通貨が記載されています。
- 指標名:発表される経済指標名が記載されています。
- 重要度:相場への影響度を示し、牛の数が多いほうが重要度が高くなります。
- 予想値:市場関係者が予想する指標の数値です。予想値は専門家の意見を集積して平均値を求めた値になっています。
- 前回値:前回指標が発表された実際の数値です。
経済指標はたくさんあるので、初めは自分が取引している通貨ペアなどに関連している経済指標を確認しましょう。
XMでおすすめの経済指標トレード

XMの経済指標トレードでは、以下の3つに注目しておくのがおすすめです。
米雇用統計
米雇用統計(Non-Farm Payrolls, NFP)は、毎月第一金曜日に米国労働省が発表する経済指標で、FX市場において最も影響力のあるイベントの一つです。
非農業部門の雇用者数、失業率、平均時給などのデータが発表され、これに対する市場の反応によって米ドルを中心に大きな値動きが生じます。
米雇用統計の詳細は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
発表国 | アメリカ |
発表時期 | 毎月第一金曜日 |
発表時間 (日本時間) | 21:30ー夏時間 22:30ー冬時間 |
米雇用統計では、以下のようなデータが発表され、米ドル(USD)の価格変動に影響を与えます。
指標 | 結果 | 判断・影響 | 為替(米ドル)への影響 |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数(NFP) | 予想より増加 | 米国経済が好調 | 上昇しやすい |
非農業部門雇用者数(NFP) | 予想より減少 | 米国経済が弱い | 下落しやすい |
失業率 | 低下(改善) | 労働市場が強い | 上昇しやすい |
失業率 | 上昇(悪化) | 労働市場が弱い | 下落しやすい |
平均時給 (インフレ指標の一部) | 上昇 | インフレ懸念強まる→FRB利上げ期待高まる | 上昇しやすい |
平均時給 (インフレ指標の一部) | 低下 | インフレ懸念弱まる→FRB利上げ期待が鈍化 | 下落しやすい |
ECB(欧州中央銀行)政策金利
欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表は、ユーロ(EUR)の動向を大きく左右する指標です。
特に、政策金利の引き上げや引き下げが発表されると、市場の予想と実際の数値の差によってユーロが急変動することがあります。
ECB政策金利の詳細は以下の通りです。なお、発表時期は毎年異なるため、一例として2025年のスケジュールを記載しています。
項目 | 詳細 |
---|---|
発表 | EU(ユーロ圏) |
発表時期 (2025年) | 1月30日(木) 3月6日(木) 4月17日(木) 6月5日(木) 7月24日(木) 9月11日(木) 10月30日(木) 12月18日(木) |
発表時間 (日本時間) | ・夏時間 20:45前後〜 ・冬時間 21:45前後〜 |
ECBの政策金利発表では、特に以下の点に注目しましょう。
項目 | 結果・内容 | 為替(ユーロ)への影響 |
---|---|---|
政策金利の変更 | 予想外の利上げ | 上昇しやすい |
政策金利の変更 | 予想外の利下げ | 下落しやすい |
声明文の内容 (フォワードガイダンス) | 今後の追加利上げを示唆 | 上昇しやすい |
声明文の内容 (フォワードガイダンス) | ハト派(緩和的)な発言が多い | 下落しやすい |
FOMC(連邦公開市場委員会)
米国の金融政策を決定するFOMC(Federal Open Market Committee)は、年8回開催され、政策金利の変更や経済見通しが発表されます。
特に、利上げ・利下げの決定やFOMC声明は、米ドルや米国株式市場に影響を与えます。
FOMCの詳細は以下の通りで、こちらも発表時期は毎年変わりますので注意しましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
発表 | アメリカ |
発表時期(2025年) | 1月28日(火)~29日(水) 3月18日(火)~19日(水) 5月6日(火)~7日(水) 6月17日(火)~18日(水) 7月29日(火)~30日(水) 9月16日(火)~17日(水) 10月28日(火)~29日(水) 12月9日(火)~10日(水) |
発表時間 (日本時間) | ・夏時間 03:00〜 ・冬時間 04:00〜 |
FOMCでは、金利の利上げ・利下げや発言内容が市場に影響を与えます。
項目 | 結果・内容 | 米ドルへの影響 | 株式市場への影響 |
---|---|---|---|
政策金利の決定 | 予想以上の利上げ | 上昇 | 下落 |
政策金利の決定 | 予想以上の利下げ | 下落 | 上昇 |
FOMC声明の内容 | タカ派(利上げ継続の姿勢) | 上昇 | - |
FOMC声明の内容 | ハト派(利下げ示唆) | 下落 | - |
XMの経済指標ごとのトレード戦略

ここでは、実際にXMの経済指標トレードで利益を出していくために、タイミングに応じた戦略を紹介していきます。
経済指標発表時は市場のボラティリティが大きくなり、指標発表前・発表直後・発表後の相場変動をどのように活用するかによって、トレードの成功率が大きく変わります。
指標前トレードの狙い方
経済指標発表前にポジションを取る戦略は、「市場予想と実際の結果の乖離」による値動きを狙う方法です。
例えば、米雇用統計が発表される前に市場予想が「雇用者数が増加する」となっていれば、米ドルは発表前に買われる傾向があります。

緑の部分で、市場のコンセンサスに基づいてポジションを取ることで、発表後の値動きに先回りすることが可能です。
実際の発表結果が予想と異なった場合、損失のリスクもあるため、発表前にポジションを持つ場合は、損切り(ストップロス)を設定しましょう。
指標発表直後のエントリー戦略
指標発表直後の相場は、急激な値動きを見せることが多く、短期トレードのチャンスになります。
例えば、米雇用統計の発表直後に雇用者数が市場予想を大幅に下回った場合、以下のように米ドルは一気に下降することが多いです。

この初動の値動きを利用することで、短期間での利益を狙うことが可能です。
しかし、指標発表直後はスプレッドが急激に広がることがあり、スリッページが発生する可能性も高くなります。
成行注文を出した場合、意図した価格よりも大きく乖離した価格で約定するリスクがあるため、指値注文を活用するのが有効です。
指標後の相場変動を利用したトレード
指標発表後、市場は一定の方向にトレンドを形成することが多いため、この流れに乗ることで利益を狙しましょう。
発表された数値が市場予想と大きく異なる場合、以下のようにトレンドが継続することがあります。緑の丸を経済指標発表と仮定します。

例えば、FOMC(連邦公開市場委員会)が市場予想を超える強気な利上げを決定した場合、米ドルは発表直後に上昇するだけでなく、その後数日間にわたって強いトレンドを形成することがあります。
この場合は、短期的な値動きに振り回されるのではなく、発表後の市場の方向性を見極めてからトレードを行いましょう。
XMで経済指標トレードをする際の注意点

ここでは、XMで経済指標トレードをする際に注意すべきポイントを詳しく解説します。
経済指標時は短期間で大きく稼げるチャンスがありますが、相場の急変動に伴うリスクもあるため、しっかりと理解しておきましょう。
スリッページのリスクがある
経済指標発表時には、市場の流動性が低下して価格の変動が激しくなるため、注文を出した価格と実際に約定する価格にズレが生じるスリッページ(価格滑り)が発生することがあります。
例えば、米雇用統計の発表直後に「ドル円を100.00円で買い」と成行注文を出した場合、急激な値動きにより実際の約定価格が100.20円になってしまうことがあります。
スリッページが起こると想定よりも不利な価格で取引が成立してしまうため、短期トレードでは特に注意が必要です。
スリッページを回避するためには、指値注文を活用する、スプレッドの狭い口座を選ぶ、指標発表直後の取引を避けるといった対策を行いましょう。
スプレッドが広がる
経済指標発表時には、流動性の低下によりスプレッド(売値と買値の差)が一時的に大幅に拡大することがあります。
通常時に0.1〜1.0pips程度のスプレッドが、指標発表時には10pips以上に広がることも珍しくありません。
例えば、指標発表直前に1.1000でエントリーしたとしても、発表後のスプレッド拡大により、損切りが意図せず発動してしまうケースがあります。
そのため、経済指標発表時の取引ではスプレッドの拡大を考慮したストップロスの設定をしておくことをおすすめします。
XMのスプレッド一覧や広がるタイミングについては、XMのスプレッドまとめで解説しているので参考にしてみてください。
強制ロスカットのリスクが高まる
XMでは、証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカットが発動します。
経済指標発表時は短時間で大きな値動きが発生するため、証拠金が一気に減少し、強制ロスカットによりポジションが強制決済されるリスクがあります。
例えば、経済指標発表直前にハイレバレッジでポジションを持っていた場合、急激な相場変動により証拠金維持率が一瞬で低下し、強制ロスカットが発動してしまうことがあります。
XMでは証拠金計算ツールが無料で利用できるので、取引の際は活用して強制ロスカットを回避しましょう。
経済指標発表のタイミングに注意する
経済指標は、国や市場によって発表時間が異なります。
米国の経済指標は日本時間の夜、FOMC(連邦公開市場委員会)の発表も日本時間の深夜に行われることが多く、発表直後は値動きが小さくても、翌日にかけて大きく変動することがあります。
深夜に確認できない場合は、経済指標カレンダーを活用して事前に把握しておきましょう。
指値・逆指値が狩られてしまうことがある
経済指標発表時は相場が一方向に大きく動くことが多いですが、発表後の一瞬で逆方向へ動くこともあります。
そのため、指値注文や逆指値注文(ストップロス)が意図せず執行されてしまうリスクがあるので注意しましょう。
例えば、指標発表前に「ドル円を100.00円で買い、99.80円にストップロスを設定」した場合、一瞬の下振れで99.80円のストップロスが執行された後、再び100.50円まで上昇します。
このように、一時的な乱高下によってポジションが損切りされてしまうケースがよくあるので、狩られないためには値動きを確認してからの成行注文がおすすめです。
XMの経済指標トレードに関するよくある質問

XMの経済指標のまとめ

XMの経済指標トレードのやり方やおすすめ手法、カレンダーの使い方について解説してきました。
XMの経済指標カレンダーを活用すれば、市場が動く重要なタイミングを狙って経済指標トレードができます。
ただし、経済指標トレードを成功させるには、市場の動きを正しく予測し、スプレッドの拡大やスリッページなどのリスクに備えることが重要です。
指標発表時の急変動に対応するためにも損切り設定やポジション管理を徹底し、XMの経済指標トレードで大きな利益を狙いましょう!
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