XMでは、利用規約に違反する取引や行為を行うと、利益の没収や口座凍結などの厳しいペナルティを受けます。
XMの禁止事項を知らずに取引を進めると、最悪の場合は二度とXMで取引ができなくなるので注意が必要です。
本記事では、XMの禁止事項と絶対に守るべき利用規約について詳しく解説します。
また、XMでの禁止事項・規約違反を避けるためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
XMの禁止事項・規約違反9つ
XMで絶対に守るべき禁止事項と規約違反は、以下の9つです。
ルールを守らないと厳しいペナルティが課されますので、違反しないようにしっかりと把握しておきましょう。
複数口座間での両建て
XMでは同一口座内での両建ては認められていますが、複数口座での両建ては禁止されています。
例えば、スタンダード口座Aで買いポジションを持ち、スタンダード口座Bで同じ通貨ペアの売りポジションを持つことは規約違反となります。
複数口座での両建てを禁止している理由としては、為替が変動した際に片方の口座が儲かり、もう片方はゼロカットシステムを利用して損を減らせるため、必ず儲けることができるからです。
別口座での両建てはゼロカットシステムを悪用した取引と見なされ、口座の凍結や利益の没収が行われる可能性があるので、絶対にやらないようにしましょう。
他社FX業者との両建て
XMと他のFX業者の口座を使って両建て取引を行うことも禁止されています。
他社ならばバレないと思っていても、XMを含む取引会社は常に取引履歴を厳密に監視しているため、発覚する可能性が極めて高いです。
他社での不正が発覚した場合は、XMでは口座凍結や利益没収の対象となります。
他社でも同様に禁止行為とされている場合が高くペナルティを受ける可能性があるため、他社口座でも取引する際は両建てにならないように注意しましょう。
複数人での組織的な両建て
XMでは、複数人で共謀して両建て取引を行うことも禁止されています。
例えば、家族や友人と協力して一方が買い、もう一方が売りのポジションを持つ行為は組織的な不正と見なされます。
こちらも上記2つと同様にゼロカットシステムの悪用したリスク回避とみなされるため、XMでは厳しく取り締まられています。
XMの両建てにはルールがあるので、意図せず禁止事項にならないように注意が必要です。
アービトラージ(裁定取引)
アービトラージ(裁定取引)とは、異なる取引所や業者間で価格差を利用して利益を得る取引手法です。
通貨の価格
市場A:100円
市場B:102円
市場Aで購入し、市場Bで売却することで2円の差額をリスクなしで利益を得ることができます。
アービトラージ(裁定取引)は、理論上トレーダーが必ずノーリスクで利益を得られるため、XMに限らずほとんどの海外FX業者で禁止されています。
レートエラー・接続遅延を狙った取引
XMでは、経済指標発表時などに発生するレートエラーや接続遅延を狙った取引も禁止事項とされています。
具体的には以下のような行為がレートエラーの例です。
通常の価格:1ドル=110円
エラーによる表示価格:1ドル=108円
エラーが発生している状態で1ドル=108円を買い、
通常の価格に戻ったときに売ることで利益を得ることができます。
上記のような行為は、自身に処罰を受けるだけでなく、接続遅延が起きた際は他のトレーダーの方にも迷惑がかかります。
AI(人工知能)を使った自動売買
XMでは、AIや高度なアルゴリズムを使った自動売買も禁止事項に該当します。
理由は、AIを利用した大量注文がXMのサーバーに過大な負荷をかけ、システムの安定性を損なう恐れがあるためです。
一般的なEA(自動売買ツール)は許可されていますが、AIによる取引は厳しく制限されています。
XMのEAについては、「XMの自動売買(EA)の設定方法・使い方や禁止事項」にて詳しく解説しています。
窓開け・窓埋めを狙った取引
XMでは、週明けの「窓開け」やその後の「窓埋め」のタイミングのみを狙った取引は禁止されています。
- 窓開け :「窓開け」とは、週末や長い取引停止期間(例えば、土日や祝日)後に市場が再開する際に、前回の終値と次の始値に大きなギャップ(価格差)が生じることを指します。
- 窓埋め :「窓埋め」は、市場が開いた後にそのギャップ(窓)が徐々に埋められていくことです。つまり、価格が元の水準に戻る動きです。
窓埋め自体はよく起こる現象なので、通常の取引として行うのは問題ありませんが、意図的に窓埋めを狙う取引は規約違反になります。
経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード
XMでは、経済指標の発表時や要人発言時の相場変動を狙ったハイレバレッジ取引も禁止されています。
このような取引行為は、市場の大きな変動を利用して短期間で大きな利益を得ることができる一方で、大きな損失を被ることになる可能性もあります。
損失がゼロカットまで達した場合、損失分はXM側で補填することになるため、頻発すると悪質と判断されます。
ボーナスやポイントの不正取得・不正利用
XMが提供するボーナスやポイントを不正に取得したり、不正利用する行為も規約違反となります。
例えば、複数のアカウントを作成してボーナスを重複して受け取る行為や、意図的にボーナスポイントを狙った取引は禁止事項です。
ボーナスの不正取得は悪質な行為と判断され、すぐに口座凍結される場合がありますので、行わないようにしましょう。
XMの禁止事項に違反した場合のペナルティ
XMでは、禁止事項に違反すると厳しいペナルティが課されます。
それぞれどのようなペナルティなのか、詳しく解説します。
利益やボーナスの没収
XMで禁止事項に違反した場合、取引で得た利益や受け取ったボーナスが没収されることがあります。
ボーナスの不正利用や取得、利用規約に違反する取引を行った場合、ボーナスおよび取引で得たすべての利益が無効とされ、口座から差し引かれます。
また、不正取引で得ていない利益やボーナスも全て没収される可能性もありますので、禁止事項になる行為は行わないようにしましょう。
出金拒否
XMで禁止事項に違反した場合、出金拒否されることがあります。
規約違反の調査中に一時的に出金拒否となるケースや、口座凍結となり永久的に出金ができなくなる可能性もあります。
また、規約違反の取引によって得た利益については、出金が認められないことが一般的です。
口座凍結・アカウント停止
最も深刻なペナルティとして、XMでは口座凍結やアカウントの停止が行われることがあります。
一度アカウントが停止されると復活は難しく、XMでのトレードが一切できなくなります。
XM側で顧客情報は管理されているので、新たに口座を開設しようとしても、不正ユーザーだと判断されるため開設できません。
XMの禁止事項・規約違反に該当しない取引
ここでは、XMで禁止事項や規約違反にならない取引方法について説明します。
同一口座内での両建て取引
XMでは、同一口座内での両建て取引が許可されています。
両建てはリスクヘッジの一環として利用されることが多く、相場が予測と反する方向に動いた際にも損失を最小限に抑える効果があります。
認められている理由は、同一口座内であれば損失分も加算されるため、ゼロカットシステムの悪用ができないためです。
両建てはリスク軽減できる手法なので、禁止事項にならないよう注意しながら行いましょう。
スキャルピングトレード
XMではスキャルピングトレードも許可されています。
スキャルピングは、数秒から数分という短時間で利益を狙う取引手法です。
他のFX業者ではスキャルピングが禁止されていることもありますが、XMでは禁止事項とされておらず、スプレッドの小さい口座もあるので積極的に活用できます。
経済指標や雇用統計発表時の通常トレード
XMでは、経済指標や雇用統計の発表時にもトレードを行うことが可能です。
むしろ経済指標や雇用統計発表時は多くのプロトレーダーが狙っている時間で取引回数も多いです。
極端に高いレバレッジをかける取引でなければ、これらのタイミングでも問題なく取引を行うことができます。
EA(自動売買)を利用した取引
XMでは、EA(自動売買)を利用した取引も認められています。
EAはトレーダーが設定した取引条件に従って自動的に売買を行うシステムで、取引機会を逃さずに効率的な運用が可能です。
ただし、EA(自動売買)を利用した取引でも過度にサーバーに負荷をかけるような行為をした場合は制限されることがあります。
適切な設定を行い、サーバー負荷を考慮した運用を心掛けましょう。
XMの禁止事項についてよくある質問
ここでは、XMの禁止事項に関するよくある質問に答えていきます。
XMの禁止事項まとめ
この記事では、XMの禁止事項や規約違反について解説してきました。
XMでは、以下の9つが禁止されています。
- 複数口座間での両建て
- 他社FX業者との両建て
- 複数人での組織的な両建て
- アービトラージ(裁定取引)
- レートエラー・接続遅延を狙った取引
- AI(人工知能)を使った自動売買
- 窓開け・窓埋めを狙った取引
- 経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレード
- ボーナスやポイントの不正取得・不正利用
禁止事項に違反すると、口座凍結や利益の没収、出金拒否といった厳しいペナルティを受けるため注意しましょう。
XMで安全に取引を続けるために、利用規約をしっかりと理解し、禁止事項を避けることが重要です。
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